【司法試験・予備試験】おすすめの一問一答問題集を徹底比較!

法律系の最高峰である司法試験(予備試験)。最大の難関は論文試験であることに言うまでもありませんが、基礎的な法律知識が問われるのが短答式試験です。

短答式試験の合格には?

司法試験や予備試験の合格戦略として、論文試験対策をメインとして、直前期に短答式特有の出題知識(短答プロパー)を学習することが考えられます。

読書をする女性

もっとも司法試験では、従来の7科目から民・憲・刑の3科目になり、以前よりも詳細な知識が求めれるケースがあること、予備試験においては、両訴・商法・行政法と全7科目の出題と負担が重いなどの点があります。

やはり過去問学習+完択(完全整理択一六法)が理想的

そんな短答式の合格には、過去問題集を解いて、その都度出題された知識・論点を確認するのがベストでしょう。もっとも要点集を併用することで、効果的に学習が勧められます。

この要点集としてお勧めなのが、LEC司法試験講座による「完全整理択一六法」です。逐条式になっており、各条文に詳細な解説、過去の出題歴を明記、毎年改定されることにより法改正にも対応、とベストな内容になっています。LEC完全整理択一六法の詳細はこちら

受験用六法としての活用、また短答式試験で必要な条文・判例・過去問知識の情報を、図表・判例索引などを用い、見易く整理することで、効率的な受験勉強を可能としました。

重要基本論点のポイント解説や全体構造の把握を盛り込み、全体的に大胆なメリハリを付け、効率的な学習ができるように工夫しています。

引用:LEC司法試験講座
http://www.lec-jp.com/shihou/book/

時間がない受験生の方には一問一答問題集も

もっとも司法試験には長い歴史があり、過去問と一言で言っても膨大なストックがあります。新司法試験以降のもので充分ですが、科目によっては旧司法試験の問題も役に立つ場合があります。

そこで活用したいのが「一問一答問題集」です。一問一答問題集は、過去の司法試験の出題経歴から、重要度の高い問題を抽出して問題集にしています。短答式の過去問は択一形式なので、学習する必要のない無駄な選択肢もありますが、その無駄が省けます。

また書籍によっては新作問題も含まれているため、過去問をマスターした受験生の方にもお勧めです。

考える肢

まず比較にあたり、最初の一問一答問題集が、早稲田経営出版による「考える肢」です。「考える肢」は過去の司法試験と予備試験短答式試験から過去問を肢別に収録。

また重要度に応じて難易度も表示されているため、残り時間に応じてメリハリのある短答式対策の学習が可能です。

なお司法試験の短答式が3科目になったのに伴い、現在は「民法」「刑法」「憲法」の3科目が発売されています。
考える肢へ(TAC出版)

伊藤塾のソクタン(伊藤真の速習短答過去問)

伊藤塾による一問一答問題集が「伊藤真が選んだ短答式一問一答1000(マコタン)」です。伊藤塾代表による伊藤真先生が厳選した肢を科目別に収録しています。

そしてされに進化したが、「ソクタン(伊藤真の速習短答過去問)」です。過去問題集と一問一答問題集の長所をミックスしたハイブリッド型の問題集です。

なお平成29年5月現在、憲法・民法・刑法の各科目が発売されています。

画期的な短答式問題集ができました! 通称、ソクタン!

今まで短答式試験の受験対策といったら、試験問題形式で全年度の過去問を地道に解き続けるか、1問1答形式の問題を数多く、繰り返し解き続けるかのどちらかでした。このどちらにもメリットがあります。でも、どちらも大変な勉強時間を割かないといけないものです。本書は、この2面の良いところは残し、かつ知識の定着を図れるように研究した問題集です。

【特長と構成】
○試験直後に伊藤塾で実施している解答調査を元に、受験生の8割が正解した問題だけを体系的に配列
○受験生の6割以上が正解した選択肢を基本知識の形に直して項目ごとに整理
○重要事項のまとめ図表や比較表を豊富に掲載

引用:伊藤塾
https://www.itojuku.co.jp/book/newbook/shihou/sokutan.html

辰巳の「肢別本」

辰巳法律研究所による一問一答問題集です。コンセプトは「考える肢」や「マコタン」と同様ですが、メイン3科目の民法・刑法・憲法に加え、商法会社法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法と全7科目が揃っていることです。

したがって予備試験受験生の方にお勧めです。また司法試験受験生の方ならば、テキストを読み進める際に併用することで、インプットを効果的にすることができると思います。

まとめ

ここまで短答式試験向けの一問一答問題集についてまとめてきました。過去問題集と一問一答形式の問題集はそれぞれメリット・デメリットがあります。

したがって短答式試験までの残り時間や、学習の進捗具合(理解度)などに応じて比較して選ばれると良いでしょう。
関連記事 司法試験短答式3科目へ影響と対応、辰巳講師による動画解説とおすすめ問題集

成川豊彦先生(スクール東京)が教える難問の対処法!

短答式試験対策としては過去問を中心とした学習で対応できる筈ですが、中には難問が出題されるケースがあります。このような問題は他の受験生も解けないので、パニックにならないことが大切です。

そして難問が出題された時の対処法として、元Wセミナー学院長でありスクール東京の実力派講師でもある成川豊彦先生は著書で次のように書いていらっしゃいます。

たとえ見たことがないような問題だとしても、じっくりと冷静に分析してみれば、どこかに必ずとっかかりが見つかるものである。とくに論文試験の場合は、最高得点は無理だとしても、一点でも多く得点できるように、論理的に粘り抜いて答案を書き上げる必要がある。ところがいったん「ダメだ!」と思い込んでしまうと、この論理性と粘り腰がなくなって、支離滅裂な解答になってしまうのである。

もう少し具体的にいおう。手に負えないような難問が出たら、心の中で啖呵を切って、カマす。そして、「よし、これは99%の人ができない」とあっさり見極めて、そこで深呼吸を二つ三つ。それからおもむろに、「でも、せっかく出題されたのだから、自分の知っていることだけでも書いておくか」と、問題に圧倒されることなく、一種、見下すように解答するのである。

(成川豊彦著「60歳から国家試験に合格する法」169頁より引用)

成川豊彦先生も指摘されていますが、難問が出題されれば多くの司法試験受験生は解けません。したがって自信を持って捨てる心構えができます。これは短答式でも論文試験でも同じです。

そしてこのような冷静状態になると、分かる範囲で解いてみようか!と積極的に問題に取り組めます。ここまで来ればパニック状態になっている他の受験生に対して優位に立つことができ、合格も近くなります。ぜひ頑張りましょう。

なお成川豊彦先生はブログを更新されています。こちらも併せて参考になると良いと思います。

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