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【ずるい暗記術】一発合格できる勉強法とは?佐藤大和さんも動画で解説

難関試験には重要事項の暗記(記憶)は必須です。その覚えるべき事項も難関試験となるとかなりの量になり、記憶に苦労されている受験生の方も多いのではないでしょうか。

どこまで学習するか?
(画像はイメージです。)

佐藤大和先生の「ずるい暗記術」

司法試験受験生を中心に話題になっている書籍があります。それは弁護士の佐藤大和先生が執筆された「ずるい暗記術、偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法!」です。

これは学習方法をゴールから逆算して捉えたもので、試験対策の学習を効率よく進める内容です。そして筆者の佐藤大和先生も、タイトルにもあるように難関の司法試験に一発合格を果たしました。

一般的な勉強法は、
「参考書を読む→問題を解く→答えを確認する」
ですが、正しくは、
「答えを見る→問題を見る→参考書を読む」
です。

答えを知ることから始めると、驚くほど吸収力が変わります。
過去問を使ってから、参考書を読むとその差が分かるはずです。
(中略)
問題を理解せずにひたすら答えを見て、
思い出す作業を仕組み化すれば、ラクして覚えられます!

ぜひ、思い出すトレーニングをこの勉強法で習慣化してください。
試験合格後も、必ず役立ちます。

引用 アマゾン

つまり闇雲に学習対象を覚えるのではなく、ゴール(目標)に必要とされている知識を厳選し覚えることで、覚えるべき量も減りますし、結果的に短期合格(または一発合格)に資すると言うことでしょうか。

これは司法試験はもちろん他の難関試験においても同様で、本試験で思考を必要とする箇所はありますが、基礎となるのは重要事項の記憶(暗記)です。したがって効率よく暗記を行いたい受験生の方におすすめの書籍と言えるでしょう。

なお本書の発行を記念して、公式サイト「ずるい暗記術.com」が開設されています。このサイトでは、

  • 1ページ1秒でパラパラ見る「記憶引き出し術」
  • 受験対策シリーズ1:ノートはいっさいとらない
  • 偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法!

など、興味深い記事が掲載されています。書籍は購入される予定のない方でも、参考になる記事があるはずです(【注】2022年2月現在、サイトは閉鎖されています)。

ずるい暗記術
▲ 「ずるい暗記術.com」(画像は同サイトのキャプチャから)

本書に記載されている「ゴールから逆算した学習法」や「エビングハウスの忘却曲線を活用した学習法」など、従来のノウハウ本でも紹介されている内容もありますが、一度じっくりとノウハウをマスターしたい方にはおすすめかもしれません。

著:佐藤 大和
¥891 (2022/02/12 15:50時点 | Amazon調べ)

「ずるい勉強法」も発売

佐藤大和先生の「ずるい暗記術」でも効果的な勉強法について触れていましたが、勉強法を中心に執筆されてされたのが「ずるい勉強法」です。

「10年で得られる成功ノウハウを1分で得る技術」「圧倒的に作業を短縮する時間術」など忙しい社会人の方に、また「努力しなくても続けられる、やる気がみなぎる方法」と言ったメンタル面対策の記事も掲載。「勉強はしているが結果につながらない」、そのような受験生の方は参考になる部分が多いのではないでしょうか。

前作『ずるい暗記術』と合わせて6.5万部超! 前作は答えが存在する試験に対し、問題を理解せずにひたすら答えを見て、思い出す作業を仕組み化すれば、ラクして覚えられる勉強法でした。結果を出した人もいる一方で、「合格できても社会で結果を出せないのでは」という声もありましたが、むしろ、社会に出てからのほうが効果的に使えるのです!

引用 アマゾン

【佐藤大和先生の動画】金髪ヤンキー時代から司法試験合格へ、「ずるい暗記術」の説明も

「ずるい暗記術」「ずるい勉強法」の著者である佐藤大和さんの動画です。この動画では落ちこぼれ金髪ヤンキー時代から、法律系の最難関である司法試験の合格に関する話まで。

そして「ずるい暗記術」に関する話は、動画開始後31分頃からです。本書の特長である「暗記術」とはどのようなものなのか?に注目して視聴されると良いでしょう。

ここまで弁護士・佐藤大和先生の「ずるい暗記術」と「ずるい勉強法」、そして人生のエピソードを中心としてだ動画について見てきました。

試験は通過点に過ぎず、学問の研究対象ではありません。効率よく学習を進め短期間で合格を勝ち取ることで、その後の実務経験も多く積むことができます。その試験の合格に向けて参考にされてみてはいかがでしょうか。

論文式試験の得点力アップは?

難関試験であれば、「知識を問う短答式試験」と「論理的能力(問題解決能力)を測る論文式試験」から構成されています(試験種によっては口述試験の実施も)。

今回の暗記術では知識のインプットには効果的です。もっともメインである論文式試験については、知識力のほか論理力が求められます。この論理力アップについてはこちらの記事をご参照ください。
関連記事 論文試験対策!弁護士・木山泰嗣先生が論理性のある文章を伝授!

関連記事、ロースクール・ポラリスの合格答案とは?

論文試験に関して司法試験講師ブログから、関連記事をご紹介します。

ロースクール・ポラリス「どうしたら合格答案が書けるようになるのか」
[2014年06月03日]
ロースクール・ポラリスによる動画です。今回の動画テーマは「どうしたら合格答案が書けるようになるのか」です。論文試験は司法試験の中核でありながら、「具体的な書き方が分からない」、そんな悩みを持つ受験生の方におすすめです。

読んで考える
(画像はイメージです。)

この動画の中で、具体的な方法として3つの点を指摘しています。

  1. 論点ではなく争点を意識する
  2. 法的三段論法を駆使して条文判例については趣旨から論ずる
  3. 事実を評価する

現行の司法試験では問題解決能力を重視しています。したがって機械的な論証パターンの貼り付けよりも「争点」を見極め、論述を進めることが大切です。

また法的紛争のパターンは多種多様そして無限に生じうるので、未知の問題に対して適切な対応を採る能力が必要になります。それには趣旨を押さえることが大切です。

【動画】ロースクール・ポラリスの動画「冒頭あいさつ」
(※動画は削除されました。)

司法試験講師ブログ
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