司法試験短答式3科目へ影響と対応、辰巳講師による動画解説とおすすめ問題集

司法試験の短答式試験が従来の7科目から3科目(憲法・民法・刑法)に削減されました。これは平成27年度司法試験から実施されています。

短答3科目化と受験回数の緩和も

この短答式3科目化ですが、平成26年5月28日の参院本会議で司法試験改正案が可決、成立により実現したものです。

また短答3科目化と合わせて、受験回数(司法試験法4条により5年で3回)が5回に緩和されます。受験回数の緩和は受験生の方にとって喜ばしいことですが、短答3科目化と合わせて、「短答式の難化」「合格ラインの上昇」などの懸念があります。これについてはLEC司法試験講座など、試験対策スクールのガイダンス等で情報を集めたい所です。

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念のため確認しておくと、司法試験の改正案が成立したことで5回の受験が可能です。反対に5回で合格できない場合は、改めて法科大学院を修了するか、予備試験合格で司法試験の受験資格が得られます。

以下、司法試験法の一部を改正する法律案要綱から引用します。

第一 司法試験短答式試験の試験科目
  短答式による筆記試験の試験科目について、憲法、民法及び刑法の三科目とすること。(第三条第一項関係)
第二 司法試験の受験回数制限の緩和
  一 司法試験の受験できる回数の制限を廃止すること。(第四条第一項関係)
  二 特定の受験資格に基づく最後の受験をした日後の最初の四月一日から二年を経過するまでの期間は、他の受験資格に基づいて司法試験を受けることができない旨の規定を廃止すること。(第四条第二項関係)
第三 施行期日
 この法律は、平成二十六年十月一日から施行すること。(附則関係)

http://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/housei10_00069.html
(注、条文中の太字は筆者によるもの)

受験回数の緩和について

なお受験回数の緩和ですが、これは2013年6月の法曹養成制度検討会議において提言されたものです。

司法試験、回数緩和を検討 受験制限5回に 政府有識者会議

2013/5/29 14:00日本経済新聞 電子版
 司法試験や法科大学院のあり方を検討している政府の「法曹養成制度検討会議」(座長・佐々木毅元東京大学長)は、5年間で3回までとしている現行司法試験の受験回数制限を緩和する検討に入った。法務省が30日の会合に「5回まで」とする緩和案を提示、6月末をメドにまとめる最終提言に盛り込む方向で議論を進める。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2805U_Z20C13A5CR0000/

この受験回数の緩和に関するニュースに、

  • 大事なのそこじゃないだろw根本的な司法試験制度改正自体を見直せよ
  • 論文問題はその時々の出来不出来って結構あるから、回数制限かけない方が本当は合理的なんだけどな
  • もうロー廃止でいいだろww毎年合格者数3000確保を前提で三振制にしたんだろ?その前提がもう崩れたんだから回数緩和じゃなく抜本的にロー廃止しちゃえよ

などの声がネット上で出ており、法科大学院制度への不満の声も出ています。
関連記事 法科大学院撤募集停止(撤退)ニュースまとめ、予備試験は人気に!

短答式3科目化への対策は?辰巳講師による動画解説

短答式試験が3科目になることで、受験生への影響はどのようになるのでしょうか。ここで辰巳法律研究所・司法試験講座による動画解説をまとめたいと思います。

中野秀俊先生による動画解説「短答3科目憲法・民法・刑法の攻略法」

2015年度短答式試験に向けた講義。少ない時間で高得点を狙う秘訣など、約1時間の収録内容です。

松永成高講師による「2015年司法試験 短答3科目化戦略セミナー DATA分析【ダイジェスト版】」

短答3科目化による削除される4科目(商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法)。懸念される基礎力の低下と論文試験への影響について。

おすすめの短答式問題集

短答3科目化に対応したのが辰巳法律研究所の「司法試験短答詳解<単年版>」です。司法試験の短答式問題を素材に、来年度以降の短答式試験において高得点を目指すべく作成された解説書です。

辰巳司法試験講座による本試験での受験生出口調査によるデータや、過去の分析データを基に、辰巳ならでは分かりやすい解説を掲載しています。来年度の短答式に不安のある受験生の方はもちろんのこと、さらに得点力アップを目指す受験生の方にお勧めの書籍です。

ここまで司法試験短答式試験3科目化への影響と、辰巳法律研究所・司法試験講座の講師による動画解説などをまとめてきました。

短答式が3科目に削減されることで受験生の方の負担は確かに減りますが、逆に今まで以上に「正確な知識」が求められることになるでしょう。

司法試験のメインは論文試験であることは間違いありませんが、司法試験択一六法などを繰り返すなど短答プロパーの知識も万全にしておきたい所です。

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