公務員試験や行政書士試験など、難関の法律系試験に合格するには、LECやTAC、伊藤塾など大手の試験対策スクールを利用するのがおすすめです。
もっとも費用やスケジュールの点から利用できない受験生の方もいらっしゃるかもしれません。
三田幸史先生の音声講義解説付きテキストがわかりやすい!
そんな受験生の方には、音声講義付きのテキストがおすすめです。もちろん最終的には、過去問題集を通したアウトプットトレーニングや、模擬試験の受験は必要ですが、基礎的な知識はインプットができると思います。
そんな音声講義付きテキストの講義を担当するのが、三田幸史先生です。2018年8月現在、「憲法」「民法」「行政法」の3科目が発売されています。
(画像はイメージです。)
音声講義を担当する三田幸史先生とは?
ここで講義を担当する三田幸史先生についてご紹介しておきましょう。
三田幸史先生は、慶応義塾大学法学部法律学科を卒業後、LEC東京リーガルマインド公務員講座などで活躍。公務員試験のメイン科目である法律系(行政法・憲法・民法・刑法)を中心に講義を担当されました。
また大学の学内講座や地方自治体の研修講義など、幅広く講座を担当。そして現在は、ワークアカデミーのほか、無料講義が特長の「藤井行政書士予備校」でも講義をされています(行政法および基礎法学)
【三田幸史先生の動画】「ワークアカデミー<藤井・三田・林 公務員ゼミ>」
音声講義つきテキストはメイン3科目を用意
ここからは三田幸史先生の講義付きのテキストを見ていきましょう。どの科目も本格的な音声講義でありながら、スクール利用と比較して、お手軽な価格がおすすめポイントです。
(「費用を抑えたい」、画像はイメージです。)
公務員集中合格講座【行政法編】
公務員試験や行政書士試験の合否を左右するといっても過言ではない行政法。民法などの私法と異なり、はじめて学習する受験生の方には、理解しにくい箇所もあります。
そんな行政法に対して、基礎からわかりやすく解説しています。全20時間の収録と、ボリュームもあります。もちろん基礎概念の説明だけではなく、公法系科目では必須の重要判例もフォローしています。
行政法では、ストロングライフ事件など重要判例のマスターに力を入れましょう。
公務員集中合格講座【憲法編】
こちらも行政法と並び、20時間の音声講義が用意されています。
憲法のメインは人権分野であり、重要判例を抑えることはもちろんですが、審査基準など理解も必要です。そんな憲法をわかりやすく解説している「憲法編」です。
なお独学で憲法のマスターを目指している受験生の方には、こちらの記事も参考になると思います。
公務員集中合格講座【民法編】
民事系のメイン科目である「民法編」です。「民法を制する者は受験を制す」などと言われるように、民法のマスターが合格への近道とも言えます。
もっとも、民法は条文数だけでも1,000条前後あり、公務員試験にせよ、行政書士試験にせよ、メリハリのある学習が求められます。
その一方で、民法は暗記だけでは得点力アップは期待できず、理解も必要です。
そんな膨大な量の民法に対し、全27時間をかけて三田幸史先生がわかりやすく解説します。もちろん「理由づけ」もあるので、理解しながら学習を進めることで、その後の学習次第で得点力アップも期待できそうです。
ただし本書はインプットの位置づけです。ほかの科目でもそうですが、最終的には過去問題などを通した徹底した問題演習が重要です。
【まとめ】理解したら問題演習や模擬試験の受験を
ここまで三田幸史先生の音声講義解説付きテキストについてまとめてきました。記事にもあるように三田幸史先生は指導経験豊富な講師の方です。
したがって理解はできるでしょう。大切なのは、理解後の徹底した問題演習です。受験に失敗する方の特徴として、演習不足があります。あと少しの努力で合格できるのに、とてももったいないです。
「三田幸史先生の講義のあとは問題演習!」をモットーに、ぜひ難関試験の突破につなげてほしいと思います。
みんなの口コミと評判
頂いたコメント・感想
2年前、地方裁判所の執行官試験に無事合格することができました。経営学部出身で専門的な法律の本を読んだことのなかった私が今法律に自信が持てるのも三田先生のこの本のお陰です。
(2020年10月4日9:34 AM)