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【おすすめ宅建テキスト】条文の趣旨・目的を押さえて、理解を深めて正答率を上げる

ここ数年難化を続けている宅建試験。特に第1回となる2015年度の宅建士試験は内容的にも難しい印象を受けました。

宅建試験対策と言えば、10年分程度の過去問のマスターと、重要数字の丸暗記で充分でした。しかし最近の試験では、過去問のマスターだけでは対応できない問題もあります。

したがって普段の学習において心がけたいことは、「理解を伴った記憶をする」ことです。考え方が分かれば、未知の問題に対しても正解率のアップが期待できます。

具体的には条文の趣旨・目的を押さえることです。宅建業法ならば、宅建事業者の規制により購入者等の利益の保護を図ることです(宅建業法1条)。つまり消費者保護の視点を把握しておくことが大切です。

民法や借地借家法などの条文においても、それぞれ趣旨・目的があります。それらを押さえておくことで、正解にたどり着く可能性が高くなります。特に記憶だけでは対応できない権利関係でその傾向が高いと言えるでしょう。

「知らないから解けない」ではなく、条文の趣旨・目的から少しでも怪しい選択肢を消すトレーニングをしましょう。また普段の学習においては、趣旨・目的を押さえる習慣を心がけてください。

テキスト選びもポイント!

宅建士試験は不動産系の入門資格であるため、初学者でも分かりやすく書かれていることが多いです。したがって条文をそのまま載せず、著者が噛み砕いた表現で説明しているケースも少なくありません。

しかし上で説明したように、これからの宅建士試験においては、権利関係を中心に理解を伴った学習が必要です。それには条文を読んで、理解する作業が欠かせません。

宅建士試験対策のテキストは多く発売されていますが、LEC宅建士講座の「出る順宅建合格テキスト」は、従来の図表を多用した分かりやすい説明に加え、宅建士試験に合わせ条文を掲載。

そしてLEC独自の試験データを基に、重要条文を中心に掲載しています。これならば難化する宅建士試験対策においても、効果的に学習することが可能だと思います。「出る順宅建合格テキスト」の特長(合格のための5つのポイント)はこちら

このような基本テキストを繰り返し学習して基礎知識をインプットしたら、過去問演習や模擬試験を通してのアウトプットのトレーニングです。「知識をいかにして得点につなげるか?」、この視点がとても大切です。

もっとも内容的にも出題レベルが上がっている宅建士試験においては、50点満点(5点免除講習修了者は45点満点)を目指す必要は全くありません。中核となる基本的な知識をどれだけ活用できるか?理解が求められる権利関係などでは大切なことです。これについては別の記事で扱います。

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