宅建は不動産系の人気資格であり、毎年数万人の方が受験します。
そこで大手スクールを中心に対策講座を開講していますが、その一方で「テキスト代だけで一流講師の講義が無料で受講できる講座」もあります。
具体例として元資格の大原講師の大澤茂雄先生や保坂つとむ先生、クレアール宅建講座の氷見敏明先生などの講座です。
livoo宅建講座の特長「約60時間の動画講義が無料」
そしてlivoo宅建講座も、テキスト代だけで講義が無料で視聴できます。授業のほか、確認テストもあるので、インプットとアウトプットを同時で行うことができます。
収録時間も約60時間とボリュームがあります。無料でありながらボリュームが一番のメリットと言えるでしょう。
【動画】資格スクールLivoo!(リブー!)宅地建物取引主任者(宅建)コース無料体験
デメリットは?
分かりやすい動画講義が60時間と大変うれしい講座ですが、注意すべき点があります。
講座が古い(平成26年度版)
livoo公式サイトを御覧になって頂くとお分かりになりますが、2017年6月現在、収録されている講義は平成26年度版であり、表記も「宅地建物取引主任者向け」となっています。
ご存知のように現在は宅地建物取引士に格上げされており、試験科目のメインである宅建業法も改正されています。したがって独学で利用される方は注意をしてください。
書籍の在庫がない
このlivoo宅建講座は講義は無料で、希望される方は書籍を別途購入します。2022年10月現在、アマゾンを確認すると「現在在庫切れです。この商品の再入荷予定は立っておりません。」となっています。
また制作年度も2012年ですので、関連書籍を利用される方は最新の情報を自分で集めるなどしてください。
口コミと評判は?
ここでlivoo宅建講座の口コミと評判についてご紹介します。
オンラインで学習できたら思い、検索したところ無料資格スクールLivoo!というサイトが出てきました。
無料なので登録して損はないと思っているのですが、ひとつ気になることがあります。
今年から資格名称が宅地建物取引主任者から宅地建物取引士に変更されたということですが、無料資格スクールLivoo!では現在も「宅地建物取引主任者試験対策講座」と講座名になっています。
内容が大きく変わっていないということは分かっていますが気を付けておくべき点などありますか?引用ヤフー知恵袋
この口コミにもあるように、本格的な宅建対策講座が無料で受講できるLivooのコンセプトは素晴らしいと思います。講座を担当する小西繁雄先生の講義も分かりやすいです。
しかし繰り返しになりますが、2017年6月現在、「平成26年度向け」となっています。宅建試験は合格ライン上に多くの受験生が集まり、わずか1点で不合格になることもある厳しい試験です。
したがってLivoo宅建講座を利用される方は、法改正情報等を収集するように努めましょう。
(画像はイメージです。)
まとめ
まとめとしては、費用としては最小限度で済むものの、年度が古い点には十分に注意してください。
また最近の宅建試験は難化傾向にあります。このインプット講座だけでは不十分であり、過去問はもちろんのこと、模擬試験や徹底した実戦演習が必要です。
それにはLEC宅建講座やTAC宅建講座などの大手スクールがおすすめです。通常の講義の他、スクールによってはサポートコンテンツを用意している場合もあります。
また費用を抑えたい方には、ゼミネット宅建講座や、オンラインに特化した資格スクエア、通学と通信のハイブリッド「TAC宅建独学道場」などの利用を検討されると良いでしょう。
ぜひ豊富な問題演習を通して得点力アップを目指してください。もちろん宅建試験は相対評価で合格が決まるので、模擬試験の受験も大切です。