LEC東京リーガルマインド宅建講座の特長と口コミと評判についてまとめました。宅建試験は不動産系資格の入門に位置付けられ、合格も比較的簡単な印象です。しかし毎年の不合格者数は数万人という難関試験です。
そんな宅建試験ですが、学習範囲は結構広いのが特徴です。したがって効率良く合格を目指すならば、独学よりも戦略データを蓄積している試験対策スクールを利用するのがおすすめです。
LEC宅建講座の特長
司法試験や司法書士試験など法律系資格の指導を得意とするLEC東京リーガルマインド。創立は1979年と38年の指導実績がある老舗のスクールです。
そんなLECの宅建講座ですが、「指導経験豊富な講師陣」「充実した使用教材」「本試験での的中実績」などの特長があります。LEC宅建講座が選ばれる理由とは?
(画像はイメージです。)
指導経験豊富な講師陣
最近の宅建試験、特に宅建士試験になってからは難化傾向にありますが、受験生の方の多くは知識ゼロからの初学者だと思います。そこでLEC宅建講座では、「分かりやすい」講義を目指して各種講座が開講されています。
おすすめ講師動画まとめ
ここでLEC宅建講座で講義を担当する講師の方の動画をまとめます。講座選びの参考にされると良いでしょう。
水野健先生
宅建試験の指導経験が豊富な水野健先生。「分かりやすさ」と「楽しさ」を兼ね備えた講師の方です。不動産業の実務家でもあり、実務を踏まえた講義は興味深く聞けると思います。なおテレビ東京「テレビチャンピオン・第1回温泉王」で優勝されています。水野健先生の詳細はこちら(LEC)
【動画】「登録実務講習から始まる宅建士への道」
亀田信昭先生
この亀田信昭先生の講義も「分かりやすさ」を追及しています。また宅建のほか、マン管・管理業務主任者・行政書士など複数の資格を取得されています。LECでは宅建のほか、マンション管理士講座の担当も。
【動画】「合格者に学べ!0からの宅建士試験突破法! 担当:亀田信昭LEC専任講師」
寺西知彦先生
宅建指導歴が20年以上ある、超ベテラン講師の方です。宅建試験対策として10年前後の過去問をマスターする方が多いと思いますが、できればそれ以前の出題傾向も押さえておきたいもの。そんな受験生の方におすすめの講師です。
関連記事 LEC宅建講座・寺西知彦先生の口コミと評判は?【動画・ブログ・講座まとめ】
【動画】「出る順宅建合格講座<法令上の制限他 第1回>寺西 知彦LEC専任講師」
講義歴が長いためか、「手際よく」そして「分かりやすく」説明されている講師の方が多い感じです。このようにLEC宅建講座では指導経験豊富な講師陣による講義が特長です。
LEC講師陣の詳細へ
通学から通信、そして初学者から中上級者まで豊富なコース
宅建試験の受験生と言っても、全くの初学者から再受験生の方まで様々なタイプの方がいらっしゃいます。そこでLEC宅建講座では「初学者向け」「再受験者向け」「短期学習向け」「模擬試験」「登録講習・登録実務講習」など各種講座を揃えています。講座の詳細はこちら(LEC宅建講座)
初学者向け講座
知識ゼロから難化傾向にある宅建試験の合格を目指す方を対象としたコースです。
- プレミアム合格フルコース
- パーフェクト合格フルコース
宅建試験に限らず難関試験の合格には、十分なインプットとアウトプットのトレーニングが必要です。このプレミアム合格フルコースでは、「スーパー合格講座(インプット)」「マスター演習講座など(アウトプット)」「模試」「直前対策」など、名前の通り「プレミアム」な内容です。
こちらもインプット・アウトプットが揃ったボリュームあるコースです。上のプレミアムとの違いですが、直前対策講座の一部が含まれています。もっとも全58回(2017年度)という充実した内容であり、プレミアム(全78回)では消化不良になりそうな方はパーフェクトコースがおすすめかもしれません。
再受験者・中上級者向け
こちらは徹底した問題演習を通して、得点力・実戦力アップを目指す再受験生向けコースです。なお基礎力に自信がない方は、初学者向けコースで重要事項をインプットした方が良いと思います。
再チャレンジ合格フルコース
「ハイレベル合格講座(応用論点などインプット)」「分野別実戦答練」「難問対策チャレンジ講座」など全41回(2017年度)のコースです。「業界トップクラスの演習量、四肢択一600問(LECサイトより)」という充実した問題演習量です。なお600問は宅建試験12年分の出題に相当します。
短期合格向け
受験生の中には、事情により短期間で合格を目指す方も少なくありません。そんな短期合格向けの講座も用意しています。
- ウルトラ合格フルコース
- ウルトラ合格ライトコース
- ウルトラ合格大逆転コース
ウルトラ合格フルコースは、パーフェクトコースなどに比べて回数は少ないものの(全47回)、インプットとアウトプットをバランス良く組み込ませた総合講座です。
そして講座の最初には「短期合格を目指すスタートダッシュ講座(全3回)」を配置するなど、限られた講義回数を効果的に学習できるよう工夫がされています。
ウルトラ合格ライトコースはウルトラ合格フルコースよりも講義回数が少ない全27回。合格に必要な知識を効率良く講座にしています。講義回数は少ないですが、「インプット」「アウトプット」「模試」と最低限の講座は用意されています。忙しい社会人の方は検討されてみてはいかがでしょうか。
週1回の講義で8月から2か月間で宅建合格を目指す通学講座です。本来であれば8月は直前期に差し掛かるところ、その8月から学習をスタートさせます。「インプットとアウトプットの一体型講義」など工夫はされていますが、受験生の方自身も「かなりの努力と工夫」が求められると私は思います。
(画像はイメージです。)
模擬試験
宅建試験は2時間で50問を回答する「制限時間付きの試験」です。合格ラインの突破を目指すならば、時間内にマスターした知識をスムーズに出力するトレーニングが必要であり、それが「模擬試験(模試)」です。
LEC宅建の模擬試験の特長として、「時期にあった色々な模擬試験を用意」している点があります。例えば中間目標となる「実力診断模試」、中盤期の「全日本宅建公開模試 基礎編」、直前期の「宅建士模試」「ファイナル模試」などです。LEC模試の詳細はこちら
このように時期や目的に応じて、様々なタイプの模擬試験を用意。またLECの模試など教材から本試験でズバリ的中した実績もあります。この点からもおすすめです。
無料で本格的な模擬試験「ゼロ円模試」
夏に実施されるのが、「ゼロ円模試」です。無料でありながら本番の宅建試験と同様に「2時間50問の試験」となっています。また成績分析も行われるなど本格的な模擬試験です。
関連記事 LEC宅建ゼロ円模試、無料でありながら本試験同様の模擬試験
▲ LEC宅建講座のゼロ円模試(画像は公式サイトから)
宅建合格者・不動産従事者向け
LEC宅建講座では、合格者向け(登録実務講習)、不動産事業者向け(登録講習)も用意しています。
- 登録実務講習
- 登録講習
未経験の方は宅建試験に合格しても、すぐには宅建士にはなれません。登録実務講習の受講など所定の手続きが必要です。そのLECの宅建登録実務講習ですが、「利用しやすい豊富なクラス設定」「無料で再受講可能(1回のみ)」「柔軟なクラス変更」などの特長がありおすすめです。
関連記事 LEC宅建登録実務講習のメリット・デメリットとは?
不動産業従事者を対象としている宅建登録講習(法定講習)。LECの登録講習は「10月の本試験でも使えるテキストを使用」「柔軟なクラス変更」等の特長があります。無事修了すれば本試験で5問が免除されます(終了後から3年間有効)。
口コミと評判まとめ
ここでLEC宅建講座に関する口コミと評判についてまとめます。今回の口コミでは主に合格者の方をメインに評判を集めてみました。やはり試験を経験し、合格された方の評価は参考になると思います。
簿記に関しては大原が他の資格試験学校に比べ優秀ですが宅建となるとLECの方がおすすめです。理由としては宅建の試験項目のうち一般の人が苦手とする権利関係(民法)などはやはり法律分野を得意としているLECに分があります
引用ヤフー知恵袋
私も宅建試験合格者なのですが、この口コミには異論があります。確かに「資格の大原」は簿記を始めとした会計系資格や公務員試験の指導を得意としていますが、宅建講座も充実しています。講師も吉野講師など実力派講師が揃っています。
もっともこの回答者の方が書かれているように「権利関係(民法)などはやはり法律分野を得意としているLEC」これは同感です。法律系に強い印象があります。
(LEC宅建講座が制作するテキスト・過去問題集について)
合格者です。私は、質問者さんと同じでLECの「出る順シリーズ3冊」と「ウォーク問過去問集3冊」を中心に学習してきました。結論からいえば、これらを何度も回して覚えれば、合格ラインは突破できます。テキストだと「公式」がよくまとまっていて、その箇所たけでも直前にどんどん回してチェックされるといいです。過去問集も、3冊で500問あり、各分野をバランスよくセレクトしていますから、何度も解き直して選択肢をしっかり吟味すると強い武器になります。特に☆印の選択肢は、完ぺきに知識として定着してないといけないところです。
引用ヤフー知恵袋
大型書店に行けば、宅建コーナーにあることが多い「LEC宅建出る順シリーズ」。基本書・過去問題集・要点集などがありますが、特に過去問題集は良問を吟味している印象です。
宅建合格を目指す上で過去問学習は必須ですが、中には「再現性が低い問題」「あまり効果が期待できない問題」も少なからずあります。そのような無駄な問題をプロの目で取捨選択しています。
(模擬試験について)
私の経験で推薦しますがLECがおすすめです。基礎編2回、実践編3回、ファイナル模試1回の全6回ありますが金銭的に余裕があるならば全部受けていただきたいですが最低でも基礎編1回、実践編1回、ファイナル模試1回は受けてみてください。各回毎に個別の成績表が配布され自分の順位と学習レベルが詳細にわかります。また模試終了後に講師より模試内容の答え合わせと講義が短時間ですがあります。
引用ヤフー知恵袋
実戦力を付けるのに大切な「模試」。模試には2種類あり、具体的には以下のようになります。
- 直前期に受験して、他の受験生のとの比較を行うもの(合格可能性を探る)
- インプット時期と並行して受けることにより、知識の定着率をを確認するもの
今回の口コミは下の「知識の定着率をを確認するもの」です。LECでは学習時期により様々なタイプの模擬試験を用意しています。詳細については当ページの「模擬試験」をご参照ください。
(宅建に強い予備校ってどこですか?)
やっぱLECですねo(^-^)o…引用ヤフー知恵袋
もちろん宅建対策のスクールは数多くあり、それぞれ特色があります。したがってご自分に合った学校を選ばれると良いと思いますが、LECでは受験生の方にニーズに合った各種講座を多数揃えていることは確かです。
合格率(合格実績)は?
LEC宅建講座では受講者の合格率は公表していませんが、合格実績として「合格者の声」を公式ホームページで掲載しています。合格者の声も、社会人の方、学生さん、主婦の方などさまざまです。LECでの受講を検討している方は参考にされるといいでしょう。
LEC合格者の声へ
割引キャンペーン、Web奨学生試験も
LECでは「早得」「タイムセール」など各種キャンペーンを実施していることがあります。また作文を書くだけで受講料の一部が割引になる「Web奨学生試験」の実施も。キャンペーンの詳細については、こちらの記事をご参照ください。
おためしWeb受講制度、無料資料請求も
おためしWeb受講制度
難化傾向にある宅建試験においては、学習期間もまとまったものになります。受験生の中には、「実際の講義はどうだろう?」「授業についていけるかな」「挫折はないだろうか?」など不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。
そんな受験生の方には「おためしWeb受講制度」がおすすめです。無料で実際の講義数回分が受講できます。「講師との相性」「講座のレベル」など、ぜひ体験してください。
▲ LECおためしWeb受講制度(画像はLEC東京リーガルマインド公式ページから)
無料資料請求も
このほかLECでは無料のパンフレットも用意しています。LECの特長、さまざまな試験対策コース、実施校舎など詳しく書かれています。こちらの無料資料請求もおすすめです。
まとめ
ここまでLEC宅建講座の特長、講師の講義動画、口コミと評判などについて見てきました。どんなに充実した講義・コースでも受験生の方がしっかり復習するなど、充分なフォローをしないと宅建試験の合格はできません。
反対に言えば、受験生の方がヤル気を出して本格的に試験対策の学習をするならば、そのヤル気に合った講座を多数用意しています。ぜひLEC宅建士講座の各種講義で、宅建試験の合格を目指されてはいかがでしょうか。
LEC宅建講座へ
なおLEC宅建講座サイトでは、「宅建士の魅力」「試験の今後」「試験制度案内」「宅建試験の難易度分析」など関連コンテンツも多数公開しています。合わせて御覧ください。
講師ブログ
LEC宅建講座の講師の中には、自身のブログで情報を発信されている方がいらっしゃいます。普段の学習や、直前期には貴重な1点につながる「統計」、本試験終了後には「予想合格ライン」など参考になる記事が多いです。ぜひ活用してください。
▲ 宅建講師ブログ
(TACやフォーサイト、LEC宅建講座など大手スクール講師陣によるブログ最新記事まとめ)