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平成26年度司法試験・予備試験合格発表!情報まとめ

平成26年度(2014年度)の司法試験と予備試験の合格発表がありました。合格者数や合格率、受験者数など情報をまとめます。

司法試験

平成26年度司法試験合格発表、合格率は22.6%

平成26年度司法試験の合格発表が、9月9日(火)法務省よりされました。合格された受験生の方、おめでとうございます。合格者数は1,810人(前年比239人減)、合格率は22.6%(同4.2%減)と、厳しい試験結果となりました。

なお平成27年度司法試験から、短答式は従来の7科目から3科目に減ります。受験生の負担軽減が期待される一方で、民法・憲法・刑法の難化を予想する声もあります。論文試験と合わせて十分な対策をしておきたい所です。

絶対合格!
(画像はイメージです。)

司法試験短答式合格発表、合格率が下がる

平成26年度司法試験短答式の合格発表が6月5日(木)に法務省より発表になりました。合格者数は5,080人、合格率に直すと63.38%で昨年度の68.71%に比べ大きく下がりました。司法試験の受験回数の撤廃により受け控えが少ない今年の本試験となりましたが、結果的に難易度が上がった形になります。

来年度からは短答式試験が3科目に絞り込まれるため、今年以上に十分な短答式対策が必要となるでしょう。従来のような基本書と判例百選の繰り返しに留まらず、司法試験 完全整理択一六法などで短答プロパーの知識もしっかりマスターしておきたい所です。

なお今年の短答式合格発表を受けて、LEC東京リーガルマインド司法試験講座では矢島純一講師による本試験分析会・民事系が平成26年6月7日(土)に東京水道橋本校で実施されます(同時中継あり)。今年の短答式試験で失敗された受験生の方はもちろんのこと、これから合格を目指す受験生の方にもおすすめのガイダンスです。

関連記事司法試験短答式3科目へ影響と対応、辰巳講師による動画解説とおすすめ問題集

【分析動画】辰巳・中野秀俊講師による「2015年短答3科目化で短答の戦いはこう変わる」

予備試験

平成26年度論文式試験合格発表、合格者数は392人

平成26年度司法試験予備試験の論文式試験の合格発表が法務省よりされました。合格者数は392人(受験者数1,913人)。平成25年度の合格者数は381人(受験者数1,932人)ですので、論文式試験の合格率は若干の上昇となりました。なお合格点は昨年と同様で210点以上となっています。

合格された受験生の方は最終ステップである口述試験に進まれますが、旧司法試験口述試験と異なり不合格となるケースもありますので(平成25年度口述試験の合格率は92.6%)、充分な対策が必要です。

そして口述試験の合格には、LEC予備試験講座で実施されている口述模試でのシミュレーションがおすすめです。LEC予備試験講座の場合、平成26年10月18日(土)、19日(日)に実施されます。なお受験料は無料ですが、定員制のため早めの申し込みがおすすめです。

予備試験の受験者数が増加

2013年度、そして2014年度と、予備試験の受験者数が増え続けています。

もっとも予備試験も受験制限の強化を予想する声もあります(下記記事を参照)。したがって少しでも早く合格を果たしたいところです。

司法予備試験人気上昇 志願者、初の1万人超
2013.5.12 10:30 (2/2ページ)

 現役の大学生や法科大学院生の予備試験受験者も増加傾向で、政府の法曹養成制度検討会議が4月にまとめた中間提言は「制度の趣旨と異なる」と指摘。しかし予備試験は23年に始まったばかりのため、見直しは「将来の検討課題」とした。
 法科大学院協会事務局長の中山幸二・明治大法科大学院教授は「予備試験が本流になるのはおかしい。暗記中心だった旧司法試験の反省でできた現行の制度が同じような受験エリートを生み出さないよう、受験資格に年齢制限を設けるなど早急な見直しが必要だ」と指摘している。

引用 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130512/trd13051210340006-n2.htm
(太字部分は筆者によるもの、またリンク先の記事は削除されています)

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