行政書士試験の出題範囲が広く、その一方で受験生の多くは社会人や主婦の方なので時間切れになり不合格になってしまうパターンが多く見受けられます。
重要なことは、「時間は限りある貴重な資源である」という点です。時間は誰でも24時間しかなく、そこから仕事や家事そして睡眠時間など必要な時間を引いてしまえば、行政書士試験対策に使える時間はわずかしか残っていません。
そこで学習項目に優先順位をつけて学習を進めることが重要です。配点の高い科目、頻繁に出題されている分野などを優先して学習するようにしましょう。このように優先順位を考えながら進めれば、行政書士試験に不合格になる危険性を低くすることができます。
これは普段の問題演習にも言えます。十分な学習時間が確保できるならば、問題集の最初から最後までじっくり学習することができます。しかしそうでないならば、重要度が高い問題は徹底的に理解をし、反対にそうでない問題は軽く流す、などメリハリのある学習が求められます。
そんなメリハリのある学習に役立つのが、LEC東京リーガルマインド行政書士講座の「出る順行政書士 ウォーク問過去問題集」です。これはタイトルにもあるように「出る順」、つまり重要度がつけてあります。さらに重要度だけではなく、難易度も記載されているので、受験生の方の学習進捗状況に応じた使い方が可能です。
また収録してある過去問題の分量も10年分と十分な量です。「重要度」と「難易度」を指標として問題演習を繰り返すことで、効果的な過去問学習が期待できると思います。