11月の行政書士試験まで残り時間が十分にある今から始めておきたいのが、一般知識対策です。
文章理解や情報通信以外の分野は、学習範囲が広く、また実力が一気に伸びる直前期に法令科目に集中できるよう、時間に余裕がある今から学習をスタートしておきたいものです。

もっとも一気に学習するのではなく、法令科目と並行して少しずつ学習に取り組むと良いでしょう。そこで受験生の方におすすめのが、LEC行政書士講座の動画「1テーマ15分で学ぶ行政書士一般知識」です。
これは行政書士試験の思わぬ落とし穴になりそうな一般知識に対して、15分~17分前後の時間で1つのテーマを解説する動画です。2017年5月現在、「政治制度」「地方自治」「地方財政」「消費者保護」「市場における価格」など、政治・経済分野を中心に用意されています。

LEC佐久間翔先生の動画解説「1テーマ15分で学ぶ行政書士 一般知識」
どの動画も短い時間で解説されているので、すきま時間やメイン科目の合間に視聴されるのもおすすめです。なお講義を担当するのはLEC佐久間翔専任講師です。
政治制度
公職選挙法
地方自治
地方財政
行政国家現象
消費者保護
市場における価格
日本銀行
またLEC行政書士講座の二藤部渉先生のメルマガでは、戦後史について扱っています。経済と関連する分野でもあり、時間に余裕のある受験生の方はこちらも参照されると良いでしょう。詳細についてはLEC行政書士講座サイトで御確認ください。
なお一般知識を効率よく学習したい受験生の方には、横溝慎一郎先生が担当する分野別講座「一般知識特訓講座」がおすすめです。全5回の講義およびオリジナルテキスト(問題集)で、政治経済社会分野はポイントを絞り、個人情報保護・情報通信は十分な対策を行うことで、一般知識の基準点(14問中6問以上)の突破を目指します。
直前期には「一般知識での足きり」が不安材料になることがありますが、早い段階で一般知識対策に取り組んでおくことで、そのような不安も払拭され、大きな配点を占める法令科目の学習に集中できると思います。
資格スクエアが伝授!知識がなくても解けるかも!その7か条とは?【一般知識裏ワザ】
行政書士試験の合格には、大きな配点を占める行政法や民法など法令科目のマスターが必須です。その一方で対応に困るのが「一般知識」。過去問演習だけではフォローできない出題もあり、また足切りもあるので苦慮されているでしょう。
そんな一般知識の得点力アップに役立ちそうな記事が、資格スクエアで紹介されています。これは「【行政書士試験】知識がなくても解ける!? まだ間に合う!一般知識問題の秘技攻略法。」というエントリ―で、一般知識の攻略法を7か条にまとめています。
(画像はイメージです。)
この7か条では「~であることが多い ~な場合は少ない という記述は正しい」「%や〇割という数字は正しい」「年号が間違っていることはない」など、具体的な説明がされています。また過去の本試験を利用した検証もされており、興味深い内容となっています。
もちろん、このような裏技を使うのは試験直前であり、残り時間が十分にある時期ならば、キストや問題集等で実力をつけるのが一番です。しかし勉強をしても、迷う選択肢があるケースもあります。その際には消去法のヒントや思考補助として役立つかもしれません。
まだまだ、行政書士試験への熱がさめない資格スクエア編集部です。
今回はやばいです。かなりの秘伝を伝授します。行政書士試験の一般知識問題にまったく手がつけられなかったあなたに朗報です。
すべての試験には攻略法があると、古今東西より試験マニアの言うところではありますが、もちろん、行政書士試験の一般知識問題にもあてはまります。引用資格スクエア
テレビ朝日女子アナが解説「ネット選挙」
インターネットの普及は選挙制度にも影響を与えています。もちろん行政書士試験対策としては「非拘束名簿方式」といった選挙制度も含めて、一般知識対策として概要を頭に入れておきたいものです。
そして「いきなり試験対策テキストで学習するのは面倒だな」と感じる受験生の方も多いでしょう。そんな受験生の方におすすめしたいのが、青山愛さん(動画アップロード時はテレビ朝日アナウンサー)による動画解説です。
この動画解説で参議院選挙の概要をつかみ、一般知識や時事対策テキストで細かい点をインプットすれば、短時間でスムーズにマスターすることができると思います。
ドント方式と非拘束名簿方式
ネット選挙でどう変わる?メールは?
ネット選挙の落とし穴、有権者によるネット選挙運動も可能に。
歴史(世界史・日本史)は?
行政書士試験の一般知識対策としては政治経済、情報通信、文章理解で十分です。もっとも過去には歴史(平成10年問題9、アジアの政治史など)の問題が出題されたこともありますが、費用対効果の面で考えれば歴史など学習しないのがベストでしょう。
しかし、もし半日程度で世界史の概要が学習できるとするならばどうでしょうか。それを可能にするのが「玉先生の世界史」です。
これは大学受験生向けのアニメ動画ですが、短時間で学習できて分かりやすいと好評です。そして世界史や日本史を知っておくと、若い女の子にモテモテ!などと言うことははまずありませんが、教養のある人に見られることは間違いありません。行政書士本試験まで時間的に余裕のある今の時期に学習してみてはいかがでしょうか。
「世界史効率学習法」高校世界史受験アニメ by WEB玉塾
なお歴史に関連して、世界遺産にも触れておきましょう。
世界遺産には自然遺産(文化的・歴史的に価値がある建物や遺跡など。例、原爆ドーム、厳島神社)のほか、文化資産(珍しい地形や絶滅の恐れのある生物が生息する地域など。例、白神山地、屋久島)、複合資産(1と2の複合系。自然遺産と文化遺産の両方の価値を持つもの)があります。
そして日本を代表する富士山も、世界遺産のひとつです。
動画「富士山、世界遺産登録へ ユネスコ諮問機関が登録を勧告」
「ニュース検定公式問題集」で一般知識対策も
一般知識対策としては、行政書士試験向けの一般知識用書籍や公務員試験向け・時事テキスト、そして大学受験向けの政治経済テキストなどを使うのが一般的です。
もっとも試験対策のテキストで学習するのはイメージが湧かず学習が捗らない受験生の方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、「ニュース検定公式問題集」です。
これはニュース検定2級など上級の合格を目標とした書籍ですが、高校生や大学受験を控えた受験生の方にも利用されています。解説している内容も「日米関係と沖縄問題」「安全保障と自衛隊」「少子高齢化と人口減少」「情報社会に生きる」など、最新のニュースを中心に構成されています。
まとめ、講師ブログの活用も
一般知識対策として公務員試験向けなどの時事問題集を利用する方法も考えられますが、法令科目との学習時間のバランス、出題範囲の広さを考えれば、大手スクールの対策講座を利用するのがおすすめです。
また行政書士講座の講師のブログを参考にしてみるのもおすすめです。LECの横溝慎一郎先生とか、アガルートの林裕太先生のブログなんかは結構時事に関する記事が多いように思います。
▲ 行政書士講師ブログ
(LEC、TAC、伊藤塾、資格スクエア、フォーサイト、アガルート行政書士講座などの講師陣ブログの最新記事まとめ)