バックナンバーまとめ
今回の記事では2014年度および2013年度の一部のバックナンバーについてまとめています。2016年度および2015年度のバックナンバーについては、こちらの記事「ハイローヤーバックナンバーまとめ、短答試験・論文分析記事も」をご覧ください。
2014年12月号
辰巳法律研究所による司法試験・予備試験対策の学習雑誌・Hi-Lawyer 2014年 12月号が発売になりました。特集記事はすべて論文試験対策の内容になっています。
最初の特集1は「平成26年司法試験最新合格者、合格ノウハウ完全公開!」です。今回の合格者の方は平成25年度本試験で不合格になり、合格発表後から平成26年試験までの7か月間で順位を1,200番上げました。
そこで短期間で順位を急上昇させた方法を、学習ノートの使い方や予備校の使い方など詳細に伝えています。また学習ノートにおいても科目別に作成ポイントを変え、その科目の特徴をつかみ効率的に作成しています。ノートを中心に学習を進めている受験生の方に参考になるでしょう。
この他にも合格者による記事もあり、それぞれ「最終合格するためのPDCAサイクル」「条文の理解が最重要」「過去問のすすめ」など掲載しています。生活面に関するもの、効果的な勉強会の運営ノウハウに関する記事もあります。
次に特集2は好評の「天使の答案、悪魔の答案」です。今回は平成25年民事系第3問を素材に、「事案の分析」「判例の射程」の視点から答案を分析。民事系4位と1780位の答案が登場しますが、さてどちらが天使の答案か分かるでしょうか。
そして特集3は「平成26年司法試験論文試験問題、出題趣旨を読む」です。平成26年度司法試験論文式試験の出題趣旨が公表されました。言うまでもなく論文試験の突破には出題趣旨を分析することが必須です。そこで本号では民事系第3問と公法系第1問の出題趣旨を分析し、再現答案を検討することでポイントを押さえます。
このほかハイローヤー2014年12月号では辰巳司法試験講座の実力派講師である西口竜司先生や菊池幸夫先生などによる記事も掲載。また最新判例も掲載されているので、こちらもフォローしておきましょう。
2014年10月号
司法試験対策の受験情報誌・HiLawyer2014年10月号(辰巳法律研究所)が発売中です。最新重要判例や法改正に関するものなど盛りだくさんの内容です。
まず特集1は「2014年最新重要判例セレクション」。合格後に修習はあるものの、新司法試験は実務型試験であることには変わりはありません。したがって最新の重要判例をフォローしておくことが大切です。そこで特集1では公法系(7つ)・民事系(13)・刑事系(4)の合計24の最新判例を紹介。事件の概要、争点、裁判所の判断とコンパクトにまとめてあります。
特集2は「2014年行政不服審査法改正のポイント」。直近の法改正と言えば会社法が思い浮かびますが、忘れてはいけないのが行政不服審査法および関連する行政手続法の法改正です。特に行政不服審査法においては不服申し立て手段が審査請求に一本化されるなど大規模な内容になっています。司法試験論文試験で出題される確率は低いですが、予備試験受験生の方はフォローしておきたい所です。
そして特集3は「天使の答案、悪魔の答案」第2回です。今回は平成25年の過去問を素材に、34位の上位答案と2700位の下位答案を比較検討し、得点力アップを目指します。
このほか編集部による「なぜ短答式は3科目になったのか」や、早大教授・中村信男先生による「Q&A会社法の基本理解第2回」、辰巳司法試験講座の実力派講師・西口竜一先生によるコラムなども掲載しています。
2014年8月号
辰巳法律研究所・司法試験講座による学習雑誌・ハイローヤー2014年8月号が発売になりました。特集1は「2014年司法試験分析速報&2015年短答3科目対策、どうなる・どうする?」です。
2014年度司法試験の短答式についてはWセミナー司法試験講座など大手スクールで解答速報が公開されていますが、論文試験の詳細な分析を行っているのが本号です。公法系・民事系・刑事系と各系統別に関連判例を掲載し詳細に分析しています。
そして特集1の後半では「短答3科目対策」について扱っています。この記事ではいつまでに何をすべきか?というスケジュール管理と、短答で高得点をとるための3つの力について解説。特に時間のない受験生の方はアウトプットと並行したインプットを推奨しています。
特集2は「会社法改正のポイント」です。第186回で可決・成立した「会社法の一部を改正する法律案」。この記事では現在の問題点、改正内容を説明し、法改正の趣旨・理由が理解できます。暗記に頼らない応用力アップに役立つでしょう。また関連記事として早大・中村信男先生による「会社法の基本的理解・第1回」も掲載。こちらも併せて目を通しておきたい所です。
特集3は「天使の答案・悪魔の答案」です。ユニークなタイトルですが、司法試験の過去問題を素材にして答案の書き方を学習する企画になっています。イラストやカット絵も多く、楽しみながら読み進めることができるでしょう。
この他の記事として最新判例情報や、辰巳司法試験講座の実力派講師である西口竜司先生による平成26年司法試験速報分析を掲載しています。
※ なお本号から定期購読者の方を対象に、電子版の無料ダウンロードサービスが開始されました。
2014年6月号
各スクールの模試も終了し、いよいよ本試験直前となりました。これからの直前期は過去問や今まで学習してきた演習書等を繰り返すことが大切です。
もっとも出題範囲も広いため、出題予想を参考にしてメリハリのある学習もおすすめです。そんな出題予想を特集しているのが辰巳法律研究所の「Hi Lawyer (ハイローヤー) 2014年 06月号」です。
本号では毎年恒例となった[短答&論文] 大ヤマ当てを今年も実施。2014年4月19日(土)から5月3日(金)まで7科目×3回=21回分の出題予想を日替わりで掲載しています。
各1回の出題予想が見開き2ページで組んであるため、所要時間は約20分程度となっています。これならば毎日の学習と並行して取り組むことができるでしょう。
次に特集2として、「選択科目の大ヤマ」を掲載。これは2014年の司法試験選択式で狙われそうなテーマを、各科目につき12個を厳選して解説しているものです(国際関係法・公法系のみ10個)。意義・判例・規範などが手際良くまとめられており、ぜひ目を通しておきたい所です。
このほか特集3として元司法研修所教官で辰巳司法試験講座でもお馴染みの山本和敏先生による「直前期こと読む、平成25年採点実感 解答のポイント」や、特集4として「出題趣旨をよく読むと分かること」を掲載。論文答案の最後の得点力アップに役立ててください。
2014年4月号
司法試験対策に役立つ学習雑誌・Hi Lawyer 2014年4月号が発売になりました。2月はロースクールでの試験や学習が終了し、本格的に試験対策に取り組む時期となります。本号はそんな受験生の方を応援する内容になっています。
一番のおすすめの特集記事は、「超・危ない論点大一覧表」。これは辰巳全国公開模試8年分の重要論点から、今年の司法試験で出題が狙われる論点をズバリ予想したもの。
もともと公開模試は出題予想を兼ねており、その中からの厳選ということで「超」がついています。各科目につき6ないし7つの重要論点が判例とともに掲載しており、知識の確認に最適です。
次におすすめの記事は「2月からの試験対策でも間に合った!諦めなかった人の合格体験談」。本試験まで残り時間も少なく精神的にも不安定になる受験生の方も多いはず。そんな受験生の方に参考になる記事です。
なお勉強法は受験生それぞれですが、この合格者の方は「合格者の5つの鉄則」として、
- 基本書は読まない
- 判例・学説も重要なものに絞る
- 理解できなかったところは放置
など5点を挙げています。択一・論文の学習共に、優先順位をつけて重要分野を繰り返し学習することで合格につながります。
また巻頭記事として「変わる本試験、駆け込む」を掲載。現行試験制度の改正により、今年の司法試験から「受け控え」が不要になる可能性が高くなりました(5年間の期間制限はあり)。
これに伴い受験生の増加、短答式の難化が予想されます。その結果どのような状況となるのか?この点につき詳しく解説しています。
このほか「良い答案・悪い答案・普通の答案」も掲載。過去3年間の採点実感から見みた答案の水準について。どのような答案が評価されるのか参考になるでしょう。
【臨時増刊号】2014年3月号
辰巳法律研究所による司法試験向け学習雑誌・ハイローヤー臨時増刊号が発売になりました。本号の特集は平成25年司法試験論文試験に向けた内容で、総合1位合格者のインタビューが掲載されています。
そして辰巳司法試験講座の実力派講師である原孝至先生による解説もあり、論文試験で高得点を目指す受験生の方におすすめです。また民事系や刑事系など各科目別(知的財産法などの選択科目も含む)の1位答案も数多く収録されており、分析にも最適でしょう。
このほか辰巳法律研究所から発行されている書籍の効果的な使い方も掲載しています。趣旨・規範ハンドブックなどを利用している受験生の方におすすめの記事です。
原孝至先生の動画「原孝至の司法試験戦略セミナー」
2014年2月号
辰巳法律研究所による司法試験対策の学習雑誌・Hi Lawyer (ハイローヤー)2014年2月号が発売になりました。本号の特集は、受験生の方に好評な「答案のトリセツ、受かると落ちるの分岐点」です。
司法試験の論文対策として上位合格者による答案分析が効果的とされていますが、それと同じくらい重要なのが、上位合格者と下位順位受験生の方との答案の比較です。この分析により得点につながる答案の書き方や、「どこまで攻めるか、守るか」と言った具体的な戦略立案に参考になると思います。
そして通常の答案比較では上位者と下位者との比較が一般的ですが、本号では、
- 超上位答案 … 1桁または2桁のトップ答案
- 上位答案 … いわゆる上位合格答案
- 下位答案 … 合格が難しいレベルの答案
の3種類の答案を用意しているのが特長です。
収録している問題も公法系2問・民事系3問・刑事系2問と多く、掲載している答案も7問×(超上位・上位・下位)=21本と充実しています。したがって検討課題も数多く見つかることでしょう。
この他の記事として、「出題趣旨を読む、第2回」があります。これは法務省から発表された平成25年司法試験第2問、民事系第1問から第3問までの出題趣旨につき、さらに考察を深めたものです。
答案作成上のポイントや時間配分、摘示された判例の解説など、今年の論文試験ならびに出題趣旨の理解に役立ちます。
その他、西口竜司講師による「未修者のお悩み解決します」や最新判例(新株発行の無効の訴えにおける原告適格および再審事由)などを掲載しています。
2013年12月号
辰巳法律研究所による司法試験対策の学習雑誌・Hi Lawyer (ハイローヤー)2013年12月号が発売になりました。
Hi Lawyer 2013年12月号の特集は、「平成25年司法試験最新合格者レポート」です。論文・短答・総合の3分野について、合格につながる学習法や使用教材、ノウハウ等を公開しています。中でも注目は論文編で、次のような内容になっています。
- 3種の神器「条文・判例・過去問」
- 論文は基本的知識だけで受かる
- 絶対に落ちない論文起案の作法
- 「論文一発合格」秘訣教えます
- 論文直前・最後の2か月の過ごし方
どの記事も5ページから7ページ前後を割いており、「具体的にすべきこと」が分かりやすく書いてあるのが特長です。また「要件事実との向き合い方」や「勉強会の功罪」、「租税法選択について」などのコラム記事も参考になるでしょう。
そして最新判例解説は「戸籍法49条2項1号の規定のうち出生の届出に係る届書に嫡出子又は嫡出でない子の別を記載すべきものと定める部分と憲法14条1項(最判平成25年9月26日)」など3件を掲載。このほか後藤守男所長による「動き出した司法試験制度改革」の緊急報告も。
2013年10月号
辰巳法律研究所による司法試験受験専門雑誌、「Hi Lawyer 2013年10月号」が発売になりました。特集は超人気につき拡大版となった「いまさら聞けない書き方の超基本、みんながはまる落とし穴 第11回」です。
「同じ論点なのに他の受験生より得点が低い」、「模範解答と同様に書いたのに得点に反映されない」、そんな悩みはあるはず。そこで今回の特集では7科目につき各3問、合計21問の設問・解説を用意しました。各科目の内容は以下のようになっています。
- 憲法(違憲審査基準と三段階審査、学問の自由、選挙権)
- 行政法(無効の判断基準、行政行為の撤回、差止訴訟)
- 民法(代理、即時取得、解除)
- 商法(競業避止義務、事業譲渡、株式譲渡制限契約)
- 民事訴訟法(独立当事者参加、相殺の抗弁、債権者代位訴訟)
- 刑法(正当防衛、不作為と共犯、横領)
- 刑事訴訟法(逮捕に伴う捜査・差押え、必要な処分、科学的捜査)
この21問につき、時間制限のある本試験を考慮し、受験生視点での解決法を記述しています。論文の得点の伸び悩みを感じている受験生の方にカンフル剤となるでしょう。
また「Hi Lawyer 2013年10月号」では他に特集が2つ組まれており、ひとつは「これは使える!最新重要判例セレクション(公法系・刑事系・民事系)」、もう一つは「伝授!iPad学習法」です。話題のタブレット端末を使用した効果的な学習法を紹介しています。
2013年8月号
司法試験のことしか載っていない受験専門雑誌「Hi Lawyer (ハイローヤー)」2013年8月号が発売中です。夏から猛烈スタートをモットーに司法試験対策の特集が4つ組まれています。
最初の特集は、「2013年司法試験・分析」。論文試験の分析を中心に、関連判例・関連過去問を掲載しています。短答試験分析は出題テーマと出題形式が中心でやや物足りない感じです。
次の特集は、「これが欲しかったんです、憲法主張・反論の極意、説得力ある論証とは?」です。最初に総論として、「主張・反論・私見の組み立て方」を学習。次に岐阜県青少年保護育成条例事件など重要判例5件で練習を重ね、確実なマスターを目指します。
3番目の特集は「夏こそ民法的思考を学ぶ」。旧司法試験論文過去問を題材に、民法的思考力を養成。図解を含めた「学習のポイント」と「思考の過程」、さらに参考答案で民法的思考力を高めます。
最後の特集は「今さら聞けない書き方の超基本」です。論文試験の初歩的な疑問点について解決。論文の得点が伸び悩んでいる受験生の方におすすめです。
またHi Lawyerの新連載として、辰巳講師の菊池幸夫先生による「教官!と呼ばれて」、弁護士の渥美雅之先生による「独禁法を基礎から学ぶ」もスタート。内容満載の2013年8月号です。