平成28年9月28日（水）に法務省より平成28年度筆記試験の合格発表がされました。この筆記試験に合格された受験生の方は口述試験に進み、合格されると司法書士試験の最終合格となります。
この口述試験で不合格になるケースは稀ですが、司法書士法の確認など口述試験独自の対策など十分な準備をしておきたいものです。
そこで口述模試などを実施するスクールについてまとめます。スクールによっては口述模試の他、レジュメの販売・配布を行っているところもあります。模試を利用できない方はこちらの利用もおすすめです。
LEC東京リーガルマインド司法書士講座
LEC司法書士講座では、口述模擬試験と口述個別指導を行います。一人あたり20分の時間が割り当てられているので、模擬試験としておすすめです。口述模擬試験の詳細はこちら
また特典が用意されており、「2016ブレークスルー口述対策編」が進呈される予定です。これは口述試験対策のレジュメ（非売品）であり、LEC独自のノウハウが詰まっています。したがって口述模試や個別指導を受けられた後、再確認として目を通されると良いでしょう。もちろん10月12日の試験直前まで利用してください。
LEC鈴木大介先生による無料公開講座の実施も
またLEC司法書士講座では2016年10月1日（土）19：00から1時間30分に亘り、無料公開講座「口述試験突破法と簡裁訴訟能力認定考査対策～最終合格と認定司法書士、その後の道のり～」を開催します。
司法書士試験の最終ステージである口述試験対策はもちろんのこと、その先の簡裁訴訟能力認定考査まで扱います。口述試験と違い、簡裁訴訟能力認定考査は合格しやすい試験でありません。認定司法書士まで頑張りたい受験生の方におすすめです。
この無料公開講座はLEC渋谷駅前本校での実施となりますが、他校舎での同時中継も予定されています。同時中継校舎など詳細については、LECサイトで御確認ください。LEC司法書士講座はこちら
▲口述試験対策の無料公開講座を実施するLEC東京リーガルマインド司法書士講座（画像はLECサイトから。なお人物画像は加工しています）
Wセミナー司法書士講座
Wセミナーでは全国の主要校舎で2016年10月上旬から順次、口述模試を実施します。有料模試ですが、本試験と同一形式でシミュレーションを行います。試験官役からのアドバイスの他、口述試験対策レジュメも用意。
なお2015年および2016年のWセミナー司法書士講座の対象講座を受講され平成28年度筆記試験に合格された方は無料での受験が可能となっています。
▲口述模試を実施するWセミナー司法書士講座（画像は公式サイトから、なお人物画像は加工しています）
伊藤塾司法書士講座
伊藤塾でも口述模試を実施。こちらは「口述模擬試験（15分）」と、講師が直接アドバイスをする「合格カウンセリング（15分）」で構成。通学クラスと電話クラスの2つを採用。なお受験には対象講座の受講生など対象者のみ（※）となっています。伊藤塾口述模擬試験はこちら
※対象者について
対象者
2016年度司法書士試験筆記試験に合格し、
かつ、
伊藤塾司法書士試験科の有料講座※をご受講されたことがある方で、
かつ、
合格体験記の執筆やアンケートにご協力いただける方※受講歴が無料公開講座のみの方は、対象者に含まれません。
※全国公開模試のみご受講の方は、「口述マニュアル」のみご請求いただけます。引用伊藤塾司法書士講座
http://www.itojuku.co.jp/shiken/shihoshoshi/kouza/koujutumoshi/index.html
辰巳法律研究所
辰巳法律研究所の口述模試は10月1日（土）から順次実施します（東京本校ほか）。対象者は平成28年度筆記試験合格者（定員制）。また参加特典として「口述試験に関する一般的注意事項（受験の手引き）」「本試験再現付問答集（過去問集）」のプレゼントを予定しています。辰巳法律研究所、口述模試はこちら
ここまで口述試験対策の模擬試験などについて見てきました。口述模試を実施するスクールはどこもそうですが、定員制になっています。
これは1人の受験生に対し15分から30分程度の時間を要するからです。したがって筆記試験の合格発表から時間が経ってしまうと締切りになるケースも少なくありません。
したがって口述試験の受験を予定される方は、できるだけ早く申し込むようにしましょう。
