宅建試験の合格には過去問のマスターが必須条件です。そこで各社で過去問題集を発行していますが、収録年度にばらつきがあります。演習量は多いのが理想ですが、「学習時間の制約」や「繰り返し可能な回数」を考えれば10年分が最適でしょう。
過去10年分の問題を収録しているものとして、住宅新報社のパー宅こと「パーフェクト宅建 過去問10年間」があります。過去10年間の年度別出題項目がひと目でわかる「宅建過去問ナビ」が巻末についており、単元別の重要度が分かります。これによりメリハリのある学習が可能です。
そして10年分の過去問題を収録している問題集として日建学院の「とことん宅建本試験問題ズバッ!と10」があります。宮嵜先生など実力派講師が在籍する日建学院による過去問題集です。こちらも4段階の重要度を掲示して受験生の方の学習の便宜を図っています。
また本書の最大の特長である「ダブル解説」。宅建試験では初学者の方も少なくありませんが、この詳しいダブル解説システムにより挫折することもないと思います。理解をしたらぜひ何度も繰り返してください。本試験の合格に必要な実力が付くでしょう。