LEC(東京リーガルマインド)司法書士の口コミと評判です。司法書士は従来の登記業務に加え、成年後見や事業承継など企業法務、そして簡易裁判所での代理権(認定司法書士のみ)などの幅広い業務が特長です。
もっとも試験自体はかなり難しく、毎年7月に実施される筆記試験の合格率は2%台から3%前後となっています。
したがって難関試験とも言える司法書士試験に合格するためには、膨大な試験範囲(全11科目)を効率的に学習する必要があります。そこで受験生の方におすすめしたいのがLEC司法書士講座です。
もちろん司法書士試験対策スクールはたくさんありますが、「他のスクールと比較してどのような違いやメリットがあるのか?」など参考にしてください。また口コミと評判をチェックするのもおすすめです。
LEC司法書士講座の特長
司法試験や司法書士試験など法律系資格の指導を得意とするLEC東京リーガルマインド。創立は1979年と38年の指導実績がある老舗のスクールです。
そんなLECの司法書士講座ですが、「豊富な指導実績」、「海野禎子先生など実力派講師が多数在籍」、「合格ゾーン(過去問題集)など充実した書籍シリーズ」などの特長があります。LEC司法書士講座が選ばれる理由とは?
(画像はイメージです。)
指導経験豊富な講師陣
最近の司法書士試験では受験者数が減っていますが、それでも最終合格率は約3%前後と、日本国内でも有数の難関試験のひとつです。
その一方で、司法書士試験は司法試験などと異なり受験資格がないので、法律知識ゼロの初学者の方が合格を目指し、実際に合格されるケースも少なくありません。そこでLEC司法書士講座では、初学者の方でも理解できる「分かりやすい」講義を目指して各種講座が開講されています。
おすすめ講師動画まとめ
ここでLEC司法書士講座で講義を担当する講師の方の動画をまとめます。講座選びの参考にされると良いでしょう。
海野禎子先生
司法書士試験の指導経験が18年以上と超ベテラン講師の方です。分かりやすさが特長で、初学者から中上級レベル、幅広く講義を担当されています。
下の動画をご覧になるとお分かりになると思いますが、「聞き取りやすい話し方」「初学者でも理解できる分かりやすさ」が特長です。海野禎子先生の詳細はこちら
また試験対策の書籍も多数執筆されており、「雛形コレクション288」「司法書士になりなさい!!―海野流・三枝流短期合格の法則(三枝りょう先生との共著)」など精力的に活動されています。
【動画】2018年合格目標 新15ヶ月合格コース<海野クラス>の依怙贔屓(えこひいき)
平成29年春からスタートする海野クラス<春生>の3つのポイントについて
根本正次先生
根本正次先生も15年以上の指導経験があるベテラン講師の方です。司法書士試験の場合だと、合格者がすぐに講座を担当するケースもありますが、豊富な講義経験がある根本正次先生はおすすめ講師のひとりです。
何より「楽しさ」が特長です。司法書士試験はマスターすべき量がもの凄く多いですが、楽しく学習することで挫折するリスクも軽減できるかもしれません。
【動画】根本が答えます!全受験生からの学習相談
中上級者向けのガイダンス動画。受験生の方の疑問に答えます。
森山和正先生
森山和正先生は他スクールから移籍されてきた実力派講師の方です。「ベクトルマジック」と呼ばれる無駄のない講義が特長で、「ケータイ司法書士シリーズ」や「司法書士試験 解法テクニック50」「SOS!弱点強化 司法書士 会社法・組織再編とその登記」など多数の書籍を刊行されています。
【動画】15分で分かる森山クラス
森山和正先生のベクトルマジックとは?15分で森山クラスの特長を解説しています。
このほかLEC社労士講座には、佐々木ひとみ先生、吉澤厚先生、田中あゆ美先生など実力派講師が多数在籍していますが、やはり「分かりやすい」のが特長です。
司法書士試験は比較的短い期間で多くのことを学習します。したがって分かりやすい講義により、効率的に合格を目指したい所です。
LEC講師陣の詳細へ
通学から通信、そして初学者から中上級者まで豊富なコース
司法書士試験の受験生と言っても、法律知識ゼロの初学者から中上級レベルの方まで様々なタイプの方がいらっしゃいます。そこでLEC司法書士講座では「初学者向け」「学習経験者向け」「答練・模試」など各種講座を揃えています。
初学者向け
LECでは難関試験である司法書士試験に対し、15か月で合格が目指せる「春生」「秋生」などの講座を開講しています。初学者向け講座の詳細はこちら
- 新15ヵ月合格コース<春生><秋生>
- 新全日制本科コース
全くの初学者の方が15か月の学習で合格が目指せるLECの基幹講座「新15ヵ月合格コース」です。30年以上の指導経験を持つLECのノウハウが詰まったおすすめ講座です。
インプット講座とアウトプット講座をバランス良く、しかもインプット期にアウトプットを同時に行うことで(講座連動アウトプット講座)、短期間での合格を目指します。
そして「選べる講師」「充実した記述式対策」などもおすすめポイントのひとつです。
フルタイムで学習が可能な方向けのコースです。講義は新15か月コースの1.5倍と集中して行われます。ハードな印象ですが、楽しい講義に定評がある根本正次先生が担当。やる気と時間がある方は検討されてみてはいかがでしょうか。
学習経験者向け
こちらは豊富な問題演習を通して、得点力アップを目指す学習経験者向けのコースです。なお基礎力に自信がない方は、初学者向けコースで重要事項をインプットした方が得策だと思います。
学習経験者向けコースの詳細はこちら(LEC)
この学習経験者向けコースですが、講座により担当講師が異なります。なお2017年度は次のコースが開講されています。
- 根本正次先生の「パーフェクトローラー講座・パーローNEOペースメーカー講座」
- 海野禎子先生の「実践力PowerUp講座」
- 森山和正先生の「ケータイ司法書士合格パック」
- 「精撰答練フルパック」
- 「精撰答練記述強化対策パック」
短期合格向け
受験生の中には、さまざまな理由で短期間で合格を目指す方も少なくありません。そんな短期合格向けの講座も用意しています。
- 9ヵ月合格速修コース
「9ヵ月合格速修コース」は、講座名にあるように、たった9ヶ月で難関の司法書士試験の合格を目指すハイペース講座です。
その仕組みですが、次のようになっています。
「関連性の強い民法と不動産登記法、会社法・商法と商業登記法を併行学習で受講することで効率的に学習を進めていきます。週に3回9時間程度の通学時間を基本として、後は自宅での復習を行うだけで十分に合格圏内の実力が身につきます。復習の仕方ややるべき内容は講師がしっかり指示していきますので、講師を信頼してついてきてください。」
引用 LEC司法書士講座
つまり本来ならば全11科目を順番に学習するところ、実体法と登記法(手続法)を同時並行することにより超短期合格を目指すものです。
なおしっかりした復習等は必要なので、忙しい方には慎重に検討されるといいでしょう。反対に十分な学習時間が捻出でき、しかも合格に向けてやる気満々の方には興味深い講座かもしれません。
(画像はイメージです。)
模試・答練
司法書士試験は午前の部、午後の部とハードなスケジュールであり、特に午後の部は記述式があるため時間管理も重要です。
したがって合格ラインの突破を目指すならば、インプットだけでは不十分であり、本試験合格を目標とした模試や答練での訓練が大切です。
LEC司法書士の模擬試験の特長として、「本試験問題とLEC模試問題の高い的中率」「全国会場での大規模実施」「精度の高い成績表で自分のレベルを把握」等の特長があります。LEC模試の詳細はこちら
司法書士試験は相対評価で合格が決まり、しかも毎年基準点にわずかに届かず残念な結果に終わるケースも少なくありません。ぜひLEC司法書士講座の模擬試験を有効活用してください。
簡裁考査対策講座
LEC司法書士講座では、合格者向けに簡裁考査対策講座も開講しています。
司法書士試験の特長として、研修等はあるものの合格すればすぐに開業ができます(もちろん日本司法書士連合会などへの登録手続きは必要です)。
しかし法律職として活躍を目指すならば、認定司法書士になりたいもの。そのためには簡裁訴訟代理能力等認定考査(簡裁考査)に合格する必要があります。
LECの簡裁考査対策講座ですが、2017年度の場合、インプット講義や過去問演習など45時間の講義で合格を目指します。LEC簡裁考査対策講座の詳細はこちら
ぜひ認定司法書士になってビジネスチャンスを拡大されるといいでしょう。
口コミと評判まとめ
ここでLEC司法書士講座に関する口コミと評判についてです。どのスクール・講座を選ぼうか迷われている受験生の方は、このような口コミや評判を参考にされるといいでしょう。
資格スクールを選ばれるときは、必ず訪問して詳しい話を聞いたほうがいいと思いますよ。LECは法務系に強いスクールなので、司法書士については非常に高評価は聞きます。ただ、コースの選び方もさまざまで、生授業から、インターネット授業、DVDなど、各自の生活スタイルに合わせて選べばいいと思います。金額的にも生授業ばかりの頃よりは安くなってると思いますね。
引用ヤフー知恵袋
この口コミにもありますが、司法書士試験対策講座とひと口で言っても、「通学講座」「通信講座」といろいろあります。更に「初学者向け」「中上級者向け」とレベルまで考慮すれば、対象講座も多くなります。ぜひご自分の生活環境等を勘案して最適な講座を選んでください。
(ブレイクスルーテキストについて)
ブレイクスルーテキストは複数の講師がLECの看板テキストという名目で作成したものです。色々な講師が良いと思うところを入れて、なおかつ本試験で出題された論点が掲載されていないとマズイので、あれもこれも掲載し、ボリュームがかなり多くなってしまっています。ぶっちゃけ、必要ない部分もあるという事です。引用ヤフー知恵袋
LEC司法書士講座のノウハウの凝縮と言って良い「ブレイクスルーテキスト」。このブレイクスルーテキストですが情報量が多くなっています。したがってLECの講座を利用して、メリハリをつけて学習するのがおすすめです。
(おすすめの過去問題集は?)
(司法書士LEC合格ゾーンとWセミナー過去問集のどちらが いいでしょう?)LECの方が解説が充実しています。
引用ヤフー知恵袋
司法書士試験対策において過去問演習は重要であることは間違いありません。
そしてLECやWセミナー、辰巳、伊藤塾等から過去問題集が発売されていますが、LECの特長は昭和時代からを含めて30年近い過去問が収録されています。
分量が多いため消化不良になり挫折する受験生の方もいらっしゃいますが、万全な準備を行いたい受験生の方にはおLECの合格ゾーンがおすすめです。条文の趣旨の適示など、詳しい解説が特長です。
(スクールを利用するのがおすすめ)
司法書士ならLECだとかその種の資格学校に行くのが最適です。大学院の法学研究科は確かに民法などはありますけど、やることはかなり違うし、言ってしまえば学部卒業後「無職」を避けるために籍を置く場所として活用できる程度でしょうかね。私がいる法学研究科にも司法書士志望の人がいますけど、上記の感覚で在籍しています。引用ヤフー知恵袋
司法書士試験は実務型の試験であり、過去に実施された本試験を分析すると出題傾向が分かります。学問の研究ではなく、試験の合格を目指す点からはLECなどスクールを利用するのがベストだと思います。
合格率(合格実績)は?
LEC司法書士講座では受講者の合格率は公表していませんが、合格実績として「総合1位・一発合格者座談会」などを公式サイトで掲載しています。合格者の声も、社会人の方や大学生の方などさまざまです。LECでの受講を検討されている方は参考にされるといいでしょう。「総合1位・一発合格者座談会」はこちら
奨学生試験と割引キャンペーンまとめ
奨学生試験
LEC司法書士講座では過去に奨学生試験を実施しています。本試験終了後や合格発表後に実施されることが多いですが、不定期での実施となっています。また今後実施するかも不明です。
奨学生試験の利用を検討されている方は、LECサイトで最新の情報をチェックされるといいでしょう。
関連記事 LEC司法書士講座奨学生試験(中上級バックアップ試験)、根本正次先生の無料講座も
割引キャンペーン、Web奨学生試験も
LECでは「早得」「資格別 eクーポン」など各種キャンペーンを実施していることがあります。また作文を書くだけで受講料の一部が割引になる「Web奨学生試験」の実施も。キャンペーンの詳細については、こちらの記事をご参照ください。
おためしWeb受講制度、無料資料請求も
おためしWeb受講制度
難化傾向にある司法書士試験においては、学習期間も一年とかまとまった時間になります。受験生の中には、「実際の講義はどうだろう?」「授業についていけるかな」「挫折はないだろうか?」など不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。
そんな受験生の方には「おためしWeb受講制度」がおすすめです。第一回目の講義などが無料で受講できます。「自分に合った先生か」「講義についていけるか?」など、様々な視点から検討されるといいでしょう。
▲ LECおためしWeb受講制度(画像はLEC東京リーガルマインド公式ページから)
無料資料請求も
このほかLECでは無料のパンフレットも用意しています。LECの特長、さまざまな試験対策コース、実施校舎など詳しく書かれています。こちらの無料資料請求もおすすめです。
まとめ
ここまで東京リーガルマインド司法書士講座の特長、各コース、口コミと評判などについてまとめてきました。このようにLECでは本試験の合格を目指す受験生の方に合った講義を多数用意しています。
最近の司法書士試験は本当に難しいですが、毎年一定の方は合格されています。このような司法書士試験で効率良く合格を目指すならば、自分に合ったコースをしっかり探すことが大切です。ぜひ各コース・講座を徹底比較するようにしましょう。
LEC司法書士講座へ
なおLEC司法書士講座サイトでは、「合格者データ」「試験の傾向」「合格者体験記」など関連コンテンツも多数公開しています。合わせて御覧ください。