法律系・不動産系の資格スクール東京法経学院。その行政書士講座の特長や口コミと評判についてまとめます。
東京法経学院の特長
実力派講師陣による講義
東京法経学院のおすすめポイントとして、実力派講師陣による講義があります。東京校なら寺本康之先生、大阪校なら冨田勇二先生、福岡校ならば笠原裕明先生などです。
寺本康之先生(東京校・通信)は行政書士講座の担当のほか、スタディングでは公務員試験の指導や、そして過去には伊藤塾予備試験講座(一般教養科目)の講義を担当するなど、豊富な指導経験を持っています。
また冨田勇二先生(大阪校)は受験情報誌・不動産法律セミナーの執筆、笠原裕明先生(福岡校)は「行政書士 合格ナビゲーションシリーズ」「行政書士 過去問マスターDX」「不動産法律セミナー」の執筆などされています。
行政書士試験は法律系の入門資格でありながら、出題範囲が広いのが特徴です。また最近では難化傾向でもあり、分かりやすい講師の下で学習を進めると良いでしょう。
このほか東京法経学院では2025年3月現在、林炳大(はやしへいだい)先生、岩﨑良子先生が在籍しています。また過去には濱田英彰先生、町田実章先生も講義を担当されていました。
受験六法や不動産法律セミナーの発行も
スクールの実力を測るには講師の実力はもちろんのこと、講師を周りで支えるスタッフも重要です。その点、東京法経学院は受験六法(行政書士受験必携六法)や学習雑誌・不動産法律セミナーの編集・発行も行っています。
このような書籍を発行する点からも、しっかりとしたスクールだと思います(書籍の発行には知識の整理や、法改正などの最新情報のフォローも対応する必要があるためです)。
おすすめの通信講座と通学講座
最短合格講座
東京法経学院のメイン講座である「最短合格講座」。講座名にもあるように、行政書士試験の最短合格を目指します。講義の担当は寺本康之先生です。
【動画】寺本康之先生が解説「行政書士最短合格講座 ガイダンス」

本試験合格のためには確実な知識の修得と、問題演習などで本試験に対応できる実戦力を身につけることの両方が不可欠となります。
★行政書士「最短合格講座総合コース」は初めて行政書士試験の学習をされる方でも「基礎力養成編」と「合格直結答練」をともに受講していただくことにより合理的な学習が出来るカリキュラムとなっています。また、直前期の総整理対策として効果的な「直前ファイナル」も含まれているので万全な態勢で試験に臨めます。
引用 YouTube
最近の行政書士試験は難関試験と言っても過言ではない所、寺本康之先生による「分かりやすい講義」と「充実した学習教材」「合理的なカリキュラム」などで合格を目指します。
もちろんインプット講義だけではなく、「科目別答練」「記述式解法マスター講座」「直前ファイナル(総まとめ講義)」など、実戦力養成を目的としたアウトプット講座や直前期講座も用意しています。

なお、以前は「行政書士 最短合格講座」でしたが、改良を重ね、2025年3月現在は「新・最短合格講座」としてパワーアップしています。
※ 合格者「全額」返金制度も
2025年合格目標の最短合格講座では、合格返金制度が用意されています。最短合格講座を受講して、2025年行政書士試験に合格した場合は、「受講料全額」が返金されます(なお合格通知書が必要です。)
▲ 合格者「全額」返金制度を用意している最短合格講座(画像は東京法経学院・行政書士講座から)
合格直結答練(受験者向け)
難関試験においても過去問学習は効果的ですが、行政書士試験の場合は、平成18年度から新試験制度に変更になったため過去問の数が少ない傾向にあります。
出題数が多い行政法は別として、メイン科目である民法および憲法では過去問だけでは足りません。本試験レベルの問題演習が必要です。
そこで東京法経学院では「合格直結答練」を用意しています。2025年度の場合、「ベストセレクト答練」「科目別答練」「全国公開模試」で構成され、ステップごとに「実戦力の養成および得点力アップ」を目指します。

「ベストセレクト答練」は、従来は「良問セレクト答練」でした。こちらも改良を重ね、ベストセレクト答練として生まれ変わりました。このように東京法経学院は、常に改良を重ねています。

合格「直結」と言い切るあたり、東京法経学院の自信を感じます
またオプション講座(受験対策講座)として、以下のような講座も用意しています。指導経験豊富な寺本康之先生による講義です。弱点分野の克服など、目的と勉強に使える時間に応じて受講してください。
- 民法・行政法マスター択一答練
- ベストセレクト答練
- 科目別答練
- 全国公開模試
- 直前ファイナル
- 過去問マスター解説講座
- 行政法・地方自治法完全整理ポイント講座
- 記述式解法マスター講座
- 一般知識集中対策講座
配点の高い民法・行政法向けに「択一答練」、記述式対策、手がまわらない地方自治法や一般知識など、合格に必要な講座を自信をもって用意する東京法経学院。指導経験の豊富さがわかります。
なお、上にあげた9つの講座は、少なくとも2017年からラインナップは変わっていません。つまり完成度の高い講座と言えます。(良問セレクト答練の名称変更のみ)
合格率(合格実績)は?
東京法経学院では合格率は公開していませんが、合格実績として「合格体験記」を掲載しています。
この合格体験記ですが、会社員の方から主婦の方まで様々です。実際に読んでみるとお分かりになると思いますが、特に社会人合格者の方は時間を有効活用して合格されたように思われます。
また効果的な過去問学習の方法や、復習の方法など、合格に向けて学習をされている方に参考にしてください。合格体験記はこちら
▲ 合格体験記ページ(画像は東京法経学院・行政書士講座から、なお合格者名が特定できないよう一部加工しています)
口コミと評判まとめ
ここで東京法経学院・行政書士講座に関する口コミと評判についてまとめます。
東京法経学院の行政書士試験講座は評判いいのでしょうか?ナビゲーションを使った最短合格講義を受けようと思うのですが、講師は選べるのでしょうか? 自分としては寺本康之講師を希望したいのですが。
(ベストアンサー)
評判いいですよ。引用ヤフー知恵袋
東京法経学院は実力派講師陣による講義が特長ですが、中でも寺本康之先生は一押しです。
関連記事 寺本康之先生(行政書士講座)の口コミと評判まとめ!最短合格講座は?
(おすすめの過去問題集について)
おすすめはLEC、東京法経学院、伊藤塾です。
伊藤塾が一番、難しく、LECは易しいです。
東京法経が一番、本試験に近いレベルかと思います。
引用ヤフー知恵袋
LECの過去問題集は「出る順行政書士 ウォーク問過去問題集」、伊藤塾は「うかる! 行政書士 総合問題集」、東京法経学院は「行政書士過去問マスターDX」を指していると思われます。
どの書籍も良くできていますが、東京法経学院の「行政書士過去問マスターDX」は「多肢選択式・記述式については、平成18年から平成28年まで過去11年分を掲載(東京法経学院サイトより)」と40字記述式などにおいて充実しています。
2024年版 行政書士過去問マスターDX
令和元年から令和4年まで過去5年分の本試験問題を科目別・項目別に収録し、現行法に基づく解説をしています。
多肢選択式・記述式については、過去18年分を掲載しております。
資格試験対策上、必須の学習素材となる過去問集の最新版です。
(画像はイメージです。)
予備校選びは、口コミなど参考資料を目安に選ぶ他ないと思います。
東京法経学院は、結構評判がいいと言いますが行政書士試験の受験生は、一般の受験生組の他に
ロー生受験組、予備試験組がいます
これは、予備試験などでは試験科目がもろに被ること
ロー生受験組からみても模試感覚と試験慣れとしていい練習台になるとも
言われてます。引用ヤフー知恵袋
行政書士試験と司法試験予備試験は、行政法・民法・憲法・商法会社法・一般知識(一般教養)の各科目が重複するため、司法試験(予備試験)受験生が行政書士試験に挑戦するケースが多くなっています。
もっとも司法試験制度が変更になり、「5年間に5回まで受験が可能になった」「司法試験の短答式試験から行政法および商法が削除された」等の理由により、以前よりも行政書士試験への受験者数は減ると予測しています。
書籍
行政書士受験必携六法
行政書士試験の学習に必要な六法。コンパクト六法のような一般的な六法を使っていませんか?本試験の問題文は横書き、テキストや問題集も横書き。一方で六法は縦書き。これは使いにくい。
そこで行政書士試験の勉強の効率を上げるのが、東京法経学院の「行政書士受験必携六法」です。次のような工夫がされています。
- 本試験と同じく横書き(横組み)で読みやすい
- 行政書士試験受験に必要な法令を収録(行政書士法など一般的な六法には収録されていない法令も収録)
- 重要法令の条文ごとに判例要旨を掲載、また、ワンポイントアドバイスも収録。
- 主要法令の重要フレーズ・語を太字で強調し、記述対策にも役立つ
- もちろん最新の法改正にも対応

不動産法律セミナー
東京法経学院が毎月15日頃に発行する学習雑誌です。行政書士試験や宅建、司法書士試験などに関する学習記事を掲載しています。また法改正情報や解答速報および解説、誌上模試の掲載も。
関連記事 不動産法律セミナーの口コミと評判は?定期購読・最新号・バックナンバーまとめ
マンガでなっとく行政書士をまるごと理解
東京法経学院では「行政書士合格データベース(問題編)(解説編)」「行政書士過去問マスターDX」「行政書士最強の模試」など本格的なテキストや問題集を発売しています。
その一方で「マンガでなっとく行政書士をまるごと理解」のような初学者向けの学習漫画も制作しています。
まとめ、講師ブログも
ここまで東京法経学院・行政書士講座の特長、口コミと評判などについてまとめてきました。
東京法経学院というと土地家屋調査士や測量士補、司法書士など不動産系資格に強いイメージがありますが、法律系の行政書士も充実した印象です。
東京法経学院では本格的な総合講座から、単科講座まで豊富に揃えています。受験生の方の目的に応じて利用されると良いでしょう。
なお行政書士講座の笠原裕明先生は、ブログを運営されています。試験科目に関する記事もあるので参考にされてみてはいかがでしょうか。講師ブログはこちら⇒