社労士と行政書士のダブル合格(資格)のメリットとは?
社労士の方の中には行政書士の資格を持っている方が多くいます。その理由がワンストップサービス。つまり両方の資格を保有していることでお客様の幅広いニーズに応えることが可能となり、結果的に収入増へのチャンスが広がります。
会社を例に取ってみると、行政書士ならば会社設立ができ、社労士は創業時助成金に関する業務が可能になります。このように2つの資格を持っているだけでお客様の多様なニーズに対応することができます。
(画像はイメージです。)
試験科目の重複も?
そして社労士と行政書士は試験科目でも一部重複しています。行政書士試験で学習する憲法。その人権分野である労働権と社会権を具体化した法律が労働法であり、保険法であるのです。
同じく行政書士試験の出題科目である民法は、私的自治の原則を定めており、また法律の基本的な知識や考え方を学習します。
これは社会保険労務士試験の労働基準法などで、その考え方を活用できます。つまり全くの初学者よりも有利であると考えます。
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このように社労士と行政書士は、実務の面からも試験分野の面でも近く、ぜひ両方の資格を取得しておきたいものです。
このほか社労士と行政書士のダブルライセンスのメリットについて、LEC社労士講座に説明があるので、興味のある受験生の方は参考にされると良いでしょう。LEC「ダブルライセンスのすすめ」はこちら
▲ 社労士と行政書士のダブルライセンスのメリットとは?
(画像はLEC社労士講座サイトから。なお行政書士の他、ファイナンシャルプランナー・中小企業診断士・税理士・司法書士・司法試験などのダブルライセンスのメリットも掲載しています)
ダブル合格は難しい?
社労士試験と行政書士試験のダブル合格(ダブルライセンス)のメリットはご理解頂けたと思います。もっとも社労士試験、行政書士試験は合格が難しい試験です。
その理由として、「試験範囲が広い」「細かい知識が問われる(特に社会保険労務士試験)」があります。したがってダブル合格を目指すならば、大手スクールを利用してメリハリのある学習をすることが大切です。
【動画】60歳を超えて合格するケースも
社労士試験では重要項目の理解と共に、数字などの記憶(暗記)も大切です。そして忙しい社会人受験生の方ならば、学習時間の捻出(時間管理)も重要な合格戦略のひとつです。
ここでダブル合格者の方の動画をご紹介します。この方は60歳を超えて見事合格されました。通信講座のフォーサイトを利用されて合格されましたが、学習方法など参考になる部分が多いと思います。
【動画】60歳を過ぎて社労士、行政書士にダブル合格!|通信教育のフォーサイト
講師ブログの活用も
行政書士試験も社労士試験も、最新の法改正など押さえておくべき項目が結構あります。これにはスクールを利用されている受験生の方ならば案内があると思いますが、独学の方は心配です。
そのような方には行政書士講師ブログや社労士講師ブログがおすすめです。大手スクールによる講師陣による記事なので、ぜひ参考にされると良いでしょう。
▲ 社労士講師ブログ
(TACやフォーサイト、LEC、資格の大原など講師陣ブログの最新記事まとめ)