人事系・労務系の人気資格である社労士(社会保険労務士)。合格後は独立開業はもちろん(登録などの手続きは必要)、ファイナンシャルプランナーや行政書士などとのダブル資格でのビジネスチャンスの拡大も期待できます。
そんな社労士ですが、試験は難しくなっている傾向があります。したがって大手スクールを利用するのがベストですが、費用を掛けたくない方もいらっしゃるでしょう。そんな中、無料で学習できるのがlivoo(リブー)社労士講座です。
(画像はイメージです。)
livoo社労士講座の特長まとめ
livoo社労士講座は、無料で講義が受講できるのが特長ですが、具体的に見ていきましょう。
約150時間のインプット講義が無料
2017年7月現在、約150時間のインプット講義が無料で受講できます。そしてインプット講義の他に、講座内に約320問の過去問が収録されているので、効率的な学習が可能だと思います。
また講義はネット環境を利用したオンデマンド形式で配信されています。したがってパソコンやスマホなどネット環境があれば「いつでも」「どこでも」学習が可能です。
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武田恭子講師による講義
社労士試験は出題科目が多く、また難化傾向にあるため、効率良く学習を進めることが大切です。それにはカリキュラムや教材も重要ですが、講師の実力も講座選びのポイントとなります。
さて、リブー社労士講座の講師ですが、公式サイトには次のように書かれています。
武田恭子先生
2003 年社会保険労務士試験合格。2007年社会保険労務士武田恭子事務所開業。調剤薬局をはじめとした小売業における人事制度、就業規則等の労務管理を専門とするスペシャリストである。また、給与計算、社会保険手続き講座の講師としても100 時間以上の実績をもち、初心者からプロフェッショナルまで幅広く指導している。引用
リブー社労士コース
実務家でもある武田恭子先生。また講義動画をご覧になるとお分かりになると思いますが、分かりやすい講義内容だと思います。
【動画】資格スクール Livoo!(リブー!) 社労士試験対策講座 無料体験
デメリットは?
livooは無料でありながら150時間近い本格的な講座が無料ですが、デメリットもあります。
講座が古い(平成26年度版)
livoo公式サイトを御覧になって頂くとお分かりになりますが、2017年8月現在、収録されている講義は平成26年度版となっています。
社会保険労務士試験は実務型の試験であるため、最新の法改正に注意を払う必要があります(法改正をまとめた書籍もあるほどです)。したがってリブーを利用される方は、最新の法律を押さえるようご自身でフォローしてください。
また社労士試験では、「白書・統計対策」も重要です。この点でリブーの収録講座が平成26年対応は少し心配でです。こちらもご自身で対策するようにしましょう。
口コミと評判は?
ここでlivooについての口コミと評判について、ご紹介します。
インターネットに接続されていることが必要ですが、livooというサイトで、HTMLや簿記、医療事務、社労士、社労士など、さまざまなコースが無料で提供されています。
(中略)
こんなに無料で提供してしまって,大丈夫なのかなと思うほどのクオリティです。引用ヤフー知恵袋
この他にも、リブーでは行政書士講座や宅建講座、ファイナンシャルプランナー試験などの講座も無料で開講しています。
特に社労士と行政書士は許認可業務に関連し、ダブル合格を目指す方も少なくありません。社労士試験合格後に行政書士試験に挑戦されるのもおすすめです。
まとめ、評価は?
ここでリブー社労士講座についてまとめます。約150時間のインプット講義は一番の特長です。
もっともデメリットの項目でも説明いたしましたが、当該講座は「平成26年度対応」(平成29年8月現在)となっており古い点に注意してください。
また「白書・統計対策」にも時間を割いて、学習するようにしましょう。
おすすめの学習プランは?
したがってリブーでの受講を検討されている方は、インプット講義はリブー、問題演習はLEC社労士講座などを利用されると良いでしょう。
もちろん全国規模で実施される模擬試験で実力を確認されることが大切です。これにはTAC社労士講座などの全国模試がおすすめです。
またTACなどではオプション講座も用意しているので、直前期に受講されるのも良いと思います。