LEC(東京リーガルマインド)行政書士の口コミと評判です。行政書士試験は法律系の入門資格でありながら、合格率が6%から8%と低く、また司法試験や司法書士試験の併願者が多いのも特徴です。
したがって難関試験とも言える行政書士試験に合格するためには、膨大な試験範囲を効率的に学習する必要があります。そこで受験生の方におすすめしたいのがLEC行政書士講座です。
もちろん行政書士試験対策スクールはたくさんありますが、「他のスクールと比較してどのような違いやメリットがあるのか?」など参考にしてください。また口コミと評判をチェックするのもおすすめです。
LEC行政書士講座の特長
司法試験や司法書士試験など法律系資格の指導を得意とするLEC東京リーガルマインド。創立は1979年と38年の指導実績がある老舗のスクールです。
そんなLECの行政書士講座ですが、「豊富な指導経験」、「横溝慎一郎先生など実力派講師が多数在籍」、「出る順行政書士など分かりやすい書籍」などの特長があります。LEC行政書士講座が選ばれる理由とは?
(画像はイメージです。)
指導経験豊富な講師陣
最近の行政書士試験、特に平成18年度の新試験制度移行になってからは難化傾向あり、合格も以前より難しくなっています。
その一方で、行政書士試験は法律系の入門資格であるので、受験生の中には法律知識ゼロの初学者の方も少なくありません。そこでLEC行政書士講座では、「分かりやすい」講義を目指して各種講座が開講されています。
おすすめ講師動画まとめ
ここでLEC行政書士講座で講義を担当する講師の方の特長や講義動画をまとめます。講座選びの参考にされると良いでしょう。
横溝慎一郎先生
行政書士試験の指導経験が15年以上と超ベテラン講師の方です。分かりやすさが特長で、初学者から中上級レベル(横溝プレミアム合格塾など)、幅広く講義を担当されています。
またブログでの試験関連情報の発信や、『最短で最高の結果を出す「超効率」勉強法』『資格の合否は「ノート」で決まる!』などの書籍も執筆されています。横溝慎一郎先生の詳細はこちら
【動画】「横溝プレミアム合格塾絶対合格メソッド」
松田美幸先生
フリーターから一発奮起し行政書士試験に合格した異色の方です。現在はLEC行政書士講座で講義を担当する一方、ペット業務などをメインとする現役の行政書士です。また「独学&一発合格体験記 フリーター、行政書士になる!」の執筆も。
【動画】「【ステップアップ答練・模試コースのすべて】松田美幸LEC専任講師」
田中あゆ美先生
田中あゆ美先生は関西地区の収録担当講師の方です。司法書士試験と行政書士に合格し、LEC司法書士講座でも講師を務められています。将来的に行政書士試験から司法書士試験の合格を目指す方は、学習法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【動画】「田中あゆ美が語る!司法書士の世界」
二藤部渉(にとべわたる)先生
LEC行政書士講座で合格講座(LEC千葉本校)などを担当する二藤部渉先生。受験指導のほか、千葉市若葉区で「にとべ行政書士事務所」を運営されています。相続や会社設立(登記を除く)、入管業務などを中心に活躍されています。
植松和宏先生
現役の行政書士でもある植松和宏先生。LEC行政書士講座では、主に一般知識を担当しています。植松和宏先生は学習塾や公務員試験講座でも指導経験があり、一般知識のおすすめ講師と言えます。
関連記事 【LEC行政書士】佐久間翔先生が徹底解説!15分で分かる一般知識動画まとめ【無料】
【動画】「一般知識対策道場~植松和宏LEC専任講師」
ここまで講義動画を見てきましたが、やはり「分かりやすい」のが特長です。行政書士試験は比較的短い期間で多くのことを学習します。したがって分かりやすい講義により、効率的に合格を目指したい所です。
LEC講師陣の詳細へ
通学から通信、そして初学者から中上級者まで豊富なコース
行政書士試験の受験生と言っても、法律知識ゼロの初学者から中上級レベルの方まで様々なタイプの方がいらっしゃいます。そこでLEC行政書士講座では「初学者向け」「学習経験者向け」「短期学習向け」「模擬試験」「開業講座」など各種講座を揃えています。講座の詳細はこちら(LEC行政書士講座)
初学者向け
初学者の方を対象にした総合コースで、「集中力を持続させるための短時間講義&各回ごとの確認テストで知識を確実に定着(LECサイトより)」と工夫されているのが特長です。
- パーフェクトコース
- コンパクトコース
難化する行政書士試験の合格には、充分な基礎知識と徹底したアウトプットのトレーニングが必要です。そこでパーフェクトコースでは、合格講座(インプット)、アウトプット講義「科目別答練」「記述基礎力養成講座」、「直前ヤマ当て模試」などフル装備の総合講座になっています。講義回数は全77回(2017年度の場合)と、LEC行政書士講座の基幹(メイン)講座です。
コンパクトコースは、インプット(全61回)をメインとした講座です。基礎知識のインプットに集中したい受験生、司法書士試験経験者の方などにおすすめです。
学習経験者向け
こちらは豊富な問題演習を通して、得点力アップを目指す学習経験者向けのコースです。なお基礎力に自信がない方は、初学者向けコースで重要事項をインプットした方が得策だと思います。
この学習経験者向けコースですが、実施校舎により開講講座と担当講師が異なり、2017年度は次のコースが開講されています。
- 横溝慎一郎先生の「横溝プレミアム合格塾5期生(東京都・渋谷駅前本校)」
- 内谷克章先生の「内谷式アルティメット 民法・行政法 演習強化パック(東京都・池袋本校)」
- 野畑淳史先生の「野畑式 ビルドアップ↑コース(愛知県・名古屋駅前本校)」
- 徳田昌子先生の「難波実力完成ゼミ(大阪府・難波駅前本校)」
- 安田貴行先生の「安田式主要三法ケース&プロブレムメソッド(大阪府・梅田駅前本校)」
短期合格向け
受験生の中には、さまざまな理由で短期間で合格を目指す方も少なくありません。そんな短期合格向けの講座も用意しています。
- 行政書士 新・速習コース
- 最重要科目必修コース
- 法律系資格受験生コース
「行政書士 新・速習コース」は、過去の出題傾向や重要分野を中心に講義を展開することにより、スリム化した講座となっています。
その一方で、インプット講義の「新・速習コース(全48回、2017年度の場合)」、本試験の合格を左右する記述式対策の「記述60問解きまくり講座」「文章理解特訓講座」などアウトプット講座も含まれており、バランスも良いと思います。
行政書士試験のメインである行政法と民法に集中したコースです。インプット講義は行政法20回、民法20回とボリュームある内容になっており、また300点中の60点を占める記述式問題対策の「記述60問解きまくり講座」も含まれています。最重要科目を中心に学習を進めたい受験生の方におすすめです。
司法書士試験や司法試験予備試験の経験者で、行政書士試験の合格を目指す方のコースです。それぞれの試験では勉強していない「行政法」と「一般知識」を集中的に学習するもので、こちらも記述式対策など、アウトプット講座も用意されています。
(画像はイメージです。)
模試・答練
行政書士試験は3時間で、法令択一・多肢選択式・40字記述式・一般知識を回答するハードな試験です。したがって合格ラインの突破を目指すならば、インプットだけでは不十分であり、本試験合格を目標とした模試や答練での訓練が大切です。
LEC行政書士の模擬試験の特長として、「学習進度や時期にあった模試・答練を用意」している点があります。例えば本試験直前期の「全日本行政書士公開模擬試験」や「厳選!直前ヤマ当て模試」、そして最終シミュレーションとなる「ファイナル模試」などです。LEC模試の詳細はこちら
このように時期や進度にあわせて、LECでは複数の模擬試験を実施します。また実戦力養成を目的とした答練も同様です。そして答練・模試から本試験で的中した問題もあります。ぜひ有効活用してください。
開業講座
LEC行政書士講座では、合格者向けに開業講座も開講しています。
行政書士試験の特長として、合格すればすぐに開業ができます(もちろん日本行政書士連合会などへの登録手続きは必要です)。
しかし行政書士試験対策で学習するのは、民法や行政法など実体法に関するものです。実際の行政書士になると、「許認可申請」や「民事法務」など試験とは関係がうすい「手続き業務」がメインとなります。
そこでLEC行政書士講座では、実務家の行政書士を講師に迎え、基礎的な手続きなどレクチャーします。短期間で手際良くマスターしたい方におすすめです。
口コミと評判まとめ
ここでLEC行政書士講座に関する口コミと評判についてです。どのスクール・講座を選ぼうか迷われている受験生の方は、このような口コミや評判を参考にされるといいでしょう。
行政書士試験合格者です。
LECの通信講座で合格しました。
確か、早期割引があって、かなりお得だったと思います。
質に関してですが、大手さんの通信教育は、どちらの指導校もそんなにハズレはないと思います。引用ヤフー知恵袋
後述しますが、LECでは「早得」「Web奨学生試験」など各種キャンペーンを実施しています。どうしても本格的な通学講座や通信講座となると、費用も結構掛かります。このようなキャンペーンを利用されるのも手です。
(通学講座を利用しなくても、市販のLECの参考書でも十分合格可能ですか?)
資格学校に通うメリットは、
①資格試験に合格する「テクニック」を教えてくれる。
②過去の出題傾向から、どの部分を重点的に学習すればいいかを
教えてくれる。
③同じ資格を目指す受験生と机を並べることで、モチベーションが
高まる。
④模擬試験なども数回実施されるので、本番に強くなる。引用ヤフー知恵袋
本屋に行けば、分かりやすいテキストが市販されています。もっとも行政書士試験は出題範囲が広く、市販のテキストでも数百ページあるのが一般的です。
出題傾向や出題者(試験委員という)の研究分野など元に、メリハリのある学習は、市販の書籍だけでは難しいと思います。費用は掛かるもの、指導経験豊富なスクールを利用するのがベストだと考えます。
何よりスクールには試験の分析データが蓄積されており、全くの独学とは比較にならないと思います。
(LEC行政書士講座の人気看板講師を教えてください。)
渋谷本校 横溝慎一郎講師、 横浜本校 黒沢怜央講師、 京都駅前・梅田駅前本校 村田憲康講師、福岡本校 立野祐介講師とかではないでしょうか。あと、立川本校には日高正美講師や関東地区担当で吉原寛子講師もいらっしゃいます。
引用ヤフー知恵袋
これは2011年での口コミです。ここにある講師のうち、横溝慎一郎先生以外は卒業されています。例えば日高正美先生は、現在は弁護士として活躍しています。
反対に言えば、横溝慎一郎先生はかなりの指導歴と言えます。試験に合格してすぐにデビューする新人講師の方もいる一方、横溝慎一郎先生のような超ベテラン講師の方の存在は貴重でしょう。
(答練はどのスクールがおすすめ?)
早稲田がなくなった今なら、LECがいいと思います。
LECなら答練・模試が充実しているので、直前期に勉強がしやすいと思います。引用ヤフー知恵袋
LEC行政書士講座は、学習中盤や直前期にかけて答練や模擬試験を数多く実施しています。それぞれ「知識の定着を確認する」「合格可能性を予想する」など目的があります。ぜひ目的に応じて利用されるといいでしょう。
合格率(合格実績)は?
LEC行政書士講座では受講者の合格率は公表していませんが、合格実績として「合格体験記 LECで受かりました!」を公式サイトで掲載しています。合格者の声も、社会人の方や大学生の方などさまざまです。LECでの受講を検討されている方は参考にされるといいでしょう。
LEC合格者の声へ
奨学生試験と割引キャンペーンまとめ
奨学生試験(特待生試験)
LEC行政書士講座では過去に奨学生試験を実施しています。この奨学生試験とは、成績により受講料の一部が割引になる特待生試験のようなものです。
このLECの奨学生試験ですが、11月の行政書士試験終了後や、翌年1月下旬の合格発表後に実施されることが多いですが、不定期での実施となっています。また今後実施するかも不明です。
奨学生試験の利用を検討されている方は、公式サイトで最新の情報をチェックしてください。LEC奨学生試験ページはこちら
割引キャンペーン、Web奨学生試験も
LECでは「早得」「資格別 eクーポン」など各種キャンペーンを実施していることがあります。また作文を書くだけで受講料の一部が割引になる「Web奨学生試験」の実施も。キャンペーンの詳細については、こちらの記事をご参照ください。
おためしWeb受講制度、無料資料請求も
おためしWeb受講制度
難化傾向にある行政書士試験においては、学習期間も一年とかまとまった時間になります。受験生の中には、「実際の講義はどうだろう?」「授業についていけるかな」「挫折はないだろうか?」など不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。
そんな受験生の方には「おためしWeb受講制度」がおすすめです。第一回目の講義などが無料で受講できます。「自分に合った先生か」「講義についていけるか?」など、様々な視点から検討されるといいでしょう。
▲ LECおためしWeb受講制度(画像はLEC東京リーガルマインド公式ページから)
無料資料請求も
このほかLECでは無料のパンフレットも用意しています。LECの特長、さまざまな試験対策コース、実施校舎など詳しく書かれています。こちらの無料資料請求もおすすめです。
まとめ
ここまで東京リーガルマインド行政書士講座の特長、各コース、口コミと評判などについてまとめてきました。このようにLECでは本試験の合格を目指す受験生の方に合った講義を多数用意しています。
最近の行政書士試験は本当に難しいです(新試験制度で合格した私も結構勉強しました)。このような行政書士試験で効率良く合格を目指すならば、自分に合ったコースをしっかり探すことが大切です。ぜひ各コース・講座を徹底比較するようにしましょう。
LEC行政書士講座へ
なおLEC行政書士講座サイトでは、「行政書士試験の難易度」「分析 科目ごとの特性」「行政書士の仕事」「資格の魅力を大公開」など関連コンテンツも多数公開しています。合わせて御覧ください。
また横溝慎一郎先生や大橋睦先生(名古屋駅前本校)、野畑淳史先生、安田貴行先生(梅田駅前本校)など、講師ブログを運営されている方もいらっしゃいます。こちらも参考にされると良いでしょう。