2020年(令和元年)10月18日(日)に実施された令和二年度土地家屋調査士・筆記試験の解答速報です。
予備校により解答速報の他、詳しい本試験分析や講評動画などが公開されています。また筆記試験の分析会を実施するスクールもあります。受験生の方はぜひご利用ください。
東京法経学院
土地家屋調査士試験の指導に定評がある東京法経学院では、試験日当日の10月18日(日)午後10時より午後の部の解答速報を公開する予定です。東京法経学院・解答速報はこちら
また2020年10月27日(日)に東京法経学院講師陣による「択一・書式検討会」を実施します(10月27日は東京校・名古屋校・大阪地区)。合格ラインや基準点予想を行いたい受験生の方におすすめです。なお択一・書式検討会では参加者特典として「択一正解番号」と「書式解答例」も配布する予定です。「択一・書式検討会」の詳細はこちら
参加無料!択一式正解番号と記述式解答例を配付!!
令和二年度 土地家屋調査士筆記試験(午後の部) 択一式・記述式検討会土地家屋調査士筆記試験が終了した1週間後、本学院講師陣による「択一式・記述式検討会」を実施いたします。口述試験に備えるためにも、解答内容を確認するためにも早めにチェックしたいものです。また次年度に必勝を期す方も本試験の傾向を知るために、奮ってご参加ください。
※午後の部の本試験問題は各自でご持参ください。
引用 東京法経学院
▲今年も実施する無料イベント「択一・書式検討会」(画像は東京法経学院サイトから)。なお各会場とも定員制となっていますので、参加を考えている受験生の方は早めに申し込まれると良いでしょう。
アガルート土地家屋調査士講座
司法試験や予備試験など難関法律系資格の指導を行っているアガルート。アガルート土地家屋調査士講座でも解答速報を公開します。アガルート解答速報はこちら
アガルートの特長として、「午前の部」「午後の部」「択一」「記述式」すべての解答速報を公開する点です。しかも「解答速報」は試験日当日の10月18日(日)午後4時からと業界内最速です。

午前の部・択一(解答速報) 試験当日の16時から
午前の部・記述(解答速報) 試験当日の18時から
午後の部・択一(解答速報) 試験当日の16時から
午後の部・記述(解答速報) 試験当日の18時から
午前、午後の部(択一)の総評・解説(解説動画)試験当日の16時30分から
午前、午後の部(記述)の総評・解説(解説動画)試験当日の18時から
このほかアガルートでは中山祐介・中里ユタカ先生による「総評・解説動画(午前&午後の部・記述)」も予定しています(試験日当日の22時から)。アガルート解答速報はこちら

▲択一はもちろん、記述式の解答速報も行うアガルート(画像は解答速報ページから)
LEC東京リーガルマインド
資格指導の大手であるLEC東京リーガルマインド・土地家屋調査士講座では、試験日当日の午後6時から解答速報とポイント解説動画を公開します。LEC解答速報はこちら

また10月24日(土)10:00からLEC水道橋本校で1時間30分に亘り、木村真弓先生、山崎智英先生らによる「2020土地家屋調査士本試験 基準点・合格点大予想会」を実施します(全国のLEC一部校舎での同時中継あり)。
【合格ライン予想に】無料成績診断サービス
土地家屋調査士・筆記試験は相対評価で決まり、合格ライン(基準点も)が気になる受験生の方も多いと思います。そんな合格ライン予想に参考にしたいのが、LEC土地家屋調査士講座が実施する無料成績診断です。
このLECの無料成績診は全国規模で実施されるサービスで、受験生の方が解答状況を専用ページから入力すると、得点分布・正答率を集計して各種データが提供されます(個人成績表および総合成績表)。またネット上での処理ですので、LECサイトの「Myページ」にアクセスすることで結果を知ることができます。
この無料成績診断サービスですが、エントリー期限(入力期限)があります。このほか各成績表の公開時期など詳細については、LEC解答速報ページで御確認ください。LEC無料成績診断はこちら
(画像はイメージです。)
本試験詳細解説会(同時中継あり)
令和二年度筆記試験の難易度や出題傾向を知りたい受験生の方におすすめなのが、LECで実施する「本試験詳細解説会」です。これは2020年11月23日(土・祝)にLEC池袋本校で令和二年度筆記試験の分析を行うものです。
この本試験分析会では、LEC土地家屋調査士講座の木村真弓先生、山崎智英先生らが2時間以上に亘り今年の本試験について解説。合格ライン上付近にいる受験生の方はもちろんのこと、来年の合格に向けて2020年度本試験を分析しておきたい受験生の方におすすめの無料イベントです。
この本試験分析会ですが、LEC池袋本校でのライブ講義の他、全国のLEC一部校舎(※)にて同時中継が予定されています。遠方にお住いの受験生の方は同時中継を利用されてみてはいかがでしょうか。LEC本試験分析会の詳細はこちら
※同時中継実施校(予定、令和2年10月17日現在)
水道橋本校/町田本校/横浜本校/千葉本校/大宮本校/梅田駅前本校/京都駅前本校/神戸本校/札幌本校/仙台本校/静岡本校/名古屋駅前本校/富山本校/岡山本校/広島本校/高松本校/福岡本校/那覇本校/長崎駅前校【提携校】

▲解答速報の公開の他、無料成績診断サービス、本試験分析など各種無料イベントを実施するLEC土地家屋調査士講座(画像はLEC東京リーガルマインドの解答速報ページから)
日建学院
宅建など不動産資格の指導経験が豊富な日建学院の解答速報です。択一の解答速報は試験日当日の午後9時以降を予定しています。
また講評にあたる『総評&筆記試験「書式問題」模範解答』は、希望される方を対象に、後日郵送されます。日建学院の解答速報ページはこちら

▲択一式問題の解答速報を行う日建学院サイト(画像は令和二年度のもの)。書式問題の解答速報の閲覧は別途申し込む必要があります。
九州不動産専門学院
九州不動産専門学院でも解答速報を公開します。なお平成28年度、29年度、30年度、令和元年度は東京法経学院の答案を掲載しました。九州不動産専門学院、解答速報はこちら
▲九州不動産専門学院の解答速報ページ。平成27年度・28年度・29年度の解答速報も掲載(画像は公式サイトから)
早稲田法科専門学院
土地家屋調査士ほか司法書士や宅建など、不動産系資格の指導を行っている早稲田法科専門学院では「模範解答・解説冊子」を送付しています。
利用方法ですが、早稲田法科専門学院の専用ページに住所・氏名・年齢・自宅電話番号・メールアドレス(以上は必須項目)、業種・性別・受験番号等(以上は任意)を入力します。早稲田法科専門学院はこちら
本試験解答速報
本試験解答速報は会員登録された方に対し、「マイページ」にてご提供しております。但し、初めてご登録頂く方については、「会員登録(完了ページ)」にて、ご覧頂きます。初めての方は、まず、ご登録をお願い致します。【 会員登録がまだの方 】
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引用「早稲田法科専門学院、本試験解答速報」
▲早稲田法科専門学院・令和二年度解答速報ページ(画像は公式サイトから)。
ユーキャン
土地家屋調査士講座を開講していたユーキャン。2013年・2014年・2015年度は解答速報を公開。2020年度筆記試験については2020年10月16日現在、実施の有無は不明です。ユーキャンの解答速報はこちら
▲ユーキャン解答速報ページ(画像はユーキャン公式サイトから)。
動画解説
アガルート・土地家屋調査士講座による解説
全問徹底解説、10月30日時点での合格ライン予想も
2010年10月18日から約2週間で、アガルートが徹底分析して全問を解説する「令和2年度(2020年)本試験 全問徹底分析会
受験生の皆様,本試験受験お疲れ様でした。
土地家屋調査士試験を知り尽くした中山祐介講師と中里ユタカ講師が令和2年度本試験を徹底的に分析いたします。
どこよりも早く,どこよりも深く,本試験全問を解説するとともに,基準点,合格点の予想も行います。
特に,記述式試験については,手元を書画カメラでお見せしながら解説いたします。是非ご覧ください!
午後択一式
午後記述式問21問(土地)
午後記述式問22問(建物)+基準点と合格点の予想
記述式模範解答(問21・問22)

午前(択一式+記述式)
講評(試験直後に公開されたもの)
午前&午後の部(択一)の総評・解説
本試験当日の16時30分から公開される「最速」の講評動画です。2020年試験は難しい?出題傾向は?測量士補試験日の変更の影響は?など注目です。
Youtube座談会!受験生からチャットでの質問も
本試験当日の20時00分から、同じく中山・中里両先生によるダブル解説。2人の講師が対話形式で分析する「Youtube座談会」。
また筆記試験を受験された方からの質問もYoutubeのチャットシステムを利用して公開。感想の投稿も。
東京法経学院・土地家屋調査士講座による動画
令和二年度 土地家屋調査士筆記試験(午後の部)択一・記述式検討会
東京法経学院・講師陣らによる解説。合格ライン予想も。
参考動画「令和元年度 土地家屋調査士筆記試験(午後の部) 択一式・記述式検討会|東京法経学院」
LEC東京リーガルマインドによる解説
「令和二年度土地家屋調査士本試験 択一ポイント解説講義」。担当講師は木村真弓先生です。
(公開され次第、掲載します。)
「令和二年度土地家屋調査士本試験 書式(土地)ポイント解説講義」。担当講師は山崎智英先生です。
(公開され次第、掲載します。)
「令和二年度土地家屋調査士本試験 書式(建物)ポイント解説講義」。担当講師は岡崎光典先生です。
(公開され次第、掲載します。)
解答・解説が掲載される学習雑誌
各スクールでは解答速報が公開されますが、「もっと詳しい解説が知りたい」「今年の出題傾向や各問題の難易度は?」「来年に向けた対策」など知りたい受験生の方もいらっしゃるでしょう。
そこで詳細な解説が掲載される学習雑誌を紹介します。費用は掛かりますが、じっくり分析したい受験生の方におすすめです。
不動産法律セミナー
東京法経学院の月刊・学習雑誌である「不動産法律セミナー」です。不動産法律セミナーでは「誌上模試」など土地家屋調査士試験関連の記事が充実しています。その不動産セミナーでは例年12月号(11月発売)に特集として解説記事が掲載されています。

不動産法律セミナー 2019年12月号 (2019年11月20日発売) の目次
●特集1
令和元年度 土地家屋調査士本試験問題(午後の部)と解説
問題編/解答番号及び出題テーマ/解説編/出題傾向と分析・・・内堀博夫/山井由典●特集2
令和元年度 土地家屋調査士本試験問題(午前の部)と解説
問題編/解答番号及び出題テーマ/解説編/出題傾向と分析・・・中川 崇
(以下、省略)
▲例年、詳細な特集ページを用意する不動産法律セミナー(画像は販売ページから)
日建学院
日建学院では「土地家屋調査士 令和二年度本試験問題と解説&口述試験対策集」を2021年1月に発売を予定。なお日建学院・土地家屋調査士関連コース受講生の方は無料進呈されました(平成30年度の場合)。
参考 令和元年度はこちら↓
講師による今回の試験の評価
大手予備校の実力派講師の最新ブログ記事&ツイッターまとめ「土地家屋調査士講師ブログ」。
アガルート中山祐介先生の合格ライン予想
元LECの実力派講師(LEC池袋本校ほか)で、現在はアガルート土地家屋調査士講座

なお、講師個人のブログ記事(見解)であり、所属するアガルート土地家屋調査士講座の公式見解と一致するとは限りません。
本試験,お疲れ様でした。令和2年度の基準点と合格点を予想しました。
2020年10月23日年に一度の勝負の日。実力は発揮できましたでしょうか?
本試験から,本当に多くの受験生から結果報告を受けています。
(中略)
アガルートの受講生だけでなく,本当に幅広い属性の方々から報告をいただき,感激しております。ありがとうございます。去年には考えられない数いただいております。
いい報告もそうでない報告もありますが,皆さん不安な気持ちは一緒です。令和元年度の開示請求答案も本当に多くの方々からご協力いただきましたし,有難いことに,「日本一調査士受験生の生を見聞きする人」になったのではないかと思ってます。
本来,あまり他人の予想で一喜一憂するようなのは苦手で,基準点と合格点はアガルートの「徹底解析」で行っていたのですが,今年は多くの方から結果報告を受けたことや,YouTubeをはじめたこともあり,「合格」チャンネルで予想発表しました。
動画はコチラ▼
【令和2年度調査士試験】100名以上の再現答案を見た中山が,基準点と合格点を予想する!
金子塾代表の金子博先生のブログ
元LEC東京リーガルマインドの実力派講師(LEC横浜本校ほか)で、現在は東京・新宿等で試験対策講座を開講する金子塾代表の金子博先生のブログ記事です。
土地は今年も簡単ね
2020年10月20日(火) 22時01分58秒(中略)
第21問を読み始める。
設問の問1座標値3つ,問2は申請書,問3は穴埋め。この穴埋めはイージーだ。さっさと片づけたらいい。
登記識別情報の定め方,通知,提供など得意中の得意では?
不動産,登記名義人,書面,合筆,合併
容易に全部入るよね。
ここまでで8分弱くらい。
問4は図面の作成。
(注)を読み。
依頼された登記,対象不動産,申請人とキモを確認し,問題を最後まで読んで,問1に戻る。
ここまでで15分弱くらい。Bの座標値。
座標変換らしい。
メモリーしたAとCの座標値を引き算;17.22+13.27i
メモリーしたA′とC′の座標値を引き算;17.22+13.27i
Bの座標値は容易な座標変換と確認できる。
メモリーしたAの座標値にB′とA′の緯距経距を足せば終わりだ。
ものの2分。GとHの座標値の算出。
BEとGHが平行とあるので,□BEGHは台形か平行四辺形のどちらか?
すぐに確認。
分合筆と判断できているので,地積測量図を作成したらいい。ABEFをプロットしたらABとEFの平行がわかる。確認のためにメモリーしたABEFの座標値を用いて方向角を確認。
Arg(A-B=-135°,Arg(F-E=-135°
□BEGHは平行四辺形。
GはEからの距離が,HはBからの距離が欲しい。いずれも同じ距離。
平行四辺形BEGHの面積=156.53㎡-四角形BCDE(※)=33.1192㎡
※(B-D)Conjg(C-E)÷2=121.0744+123.4108i
33.1192÷(Abs(B-E)=2.6021m
Hの座標値=B+2.6021∠-135°=23.3400+3.6400i
Gの座標値=E+2.6021∠-135°=14.3400+12.6400i
ものの10分くらい。ここまでで多く見積もって30分経過。
申請書と図面の作成。
<求積>
Aの座標値(16.78+ -2.92i)→Aメモリーにストック
Bの座標値(25.18+ 5.48i)→Bメモリーにストック
Eの座標値(16.18+ 14.48i)→Eメモリーにストック
Fの座標値(8.93+ 7.23i)→Fメモリーにストック
Gの座標値(14.34+ 12.64i)→Xメモリーにストック
Hの座標値(23.34+ 3.64i)→Yメモリーにストック
↓
(イ)の求積
(A-X)Conjg(Y-F)÷2=45.5104 -107.7300i
地積107.73㎡
(ロ)の求積
(Y-E)Conjg(B-X)÷2=77.6144 -33.1200i
地積33.12㎡
((イ)+(ロ))-分筆前の地積=0.05≦1.00=地積更正不要申請書は基本的。地積測量図,相続証明書,登記済証,印鑑証明書,代理権限証書と添付書類も難しいものはない。
申請書と図面は20分もあれば作れるであろう。
50分あれば満点でしょう。
45分なら辺長捨てくらい。座標値が出ないと嘆く者が何人かいる。
時間がどのくらいあったのか知らないが。
「BEとGHが平行とあるので,□BEGHは台形か平行四辺形のどちらか?」と判断したときに,すぐに作図すればいいんだけど,ここでアタフタして電卓片手に考え込んでは時間の浪費となろう。「電卓よりも定規。さっさと作図しろ。」と私の声が聞こえてきたという者は私の受講生。そうでない者は私の受講生ではないと思う。
「45分で辺長計算できませんでした。」ぐらいの答案が作成できていれば,土地は問題なしでしょう。
2ちゃんねる(5ちゃんねる)の反応、合格ライン予想も
以下、引用 2ちゃんねる「土地家屋調査士試験 part172」

相対試験なんだから
受験者多かった頃は合格者数も多かった
つまりは受験者減ったら合格者数も減るだろ
変わらないって奴は受かる自信ないから言ってんのか?
俺は合格者100人減っても構わないけど

あれで択一19取れたよ。
択一は過去問と模試しかして無いそれ以上必要無いと思うけど
最低限の基礎知識あってだけど。

なら殆どの人にとっては18問目指す方がずっと楽かな


択一だけでいいやと考えてたら死ぬぞ
確かに効率はいいけど書式足切りをくらうなよ
図面が汚くて択一の知識だけとかは死ぬよ

書式も75%程でギリギリの合格だった。みんな言ってる通り択一極めた方が効率良いな。

以下、引用 2ちゃんねる「土地家屋調査士試験 part173」

書式じゃ満点目指すなんて至難の業だし、みんなどんぐりの背比べだろ。
だから択一の1問2.5点の積み重ねで差をつけなくちゃな。

合格圏内に行ったら、抽選で合格みたいなもんかな。


ただ、4ばっか続いて気持ち悪かった
奨学生試験
2020年度筆記試験の合格を目指す受験生の方におすすめなのが、LEC東京リーガルマインドで実施される「学習経験者向け奨学生試験」です。
この奨学生試験は、2020年11月23日(土・祝)午後1時30分から1時間に亘り実施されるもので、成績により受講料が最大で80%の割引となります。
試験内容ですが「演習60分、5肢択一式20問(民法・不動産登記法・土地家屋調査士法)」となっています。10月の本試験から約1か月後の実施となりますので、受験を予定される方はテキストや問題集の見直しをしておくと良いでしょう。このほか奨学生試験の実施校舎など詳細については、LEC土地家屋調査士講座で御確認ください。LEC奨学生試験の詳細はこちら

令和二年度試験概要
(1)試験の種類
土地家屋調査士試験には、1月に実施される筆記試験(「午前の部」および「午後の部」)、翌年1月に実施される口述試験の2つから構成されており、筆記試験および口述試験の合格をもって最終合格となります。
なお認定者(測量士・測量士補・一級建築士もしくは二級建築士となる資格を有する者または午前の部の試験について筆記試験に合格した者と同等以上の知識及び技能を有するものとして法務大臣が認定した者、筆記試験に合格したものを除く)の方は、申請により午前の部が免除されます。
(2)筆記試験
実施スケジュール
・筆記試験の実施日 令和2年10月18日(日)
・午前の部 午前9時30分から午前11時30分までの実施
・午後の部 午後1時から午後3時30分までの実施
出題方法と基準点
・午前の部は、多肢選択式問題が10問の出題で60点満点、記述式問題が1問出題され40点満点です。なお多肢選択式および記述式問題には基準点が設定されており、この基準点に達しない場合はその時点で不合格となります。
・午後の部は、多肢選択式問題が20問の出題で50点満点、記述式問題が2問で50点満点となっています。そして午前の部と同様に基準点が設定されており、この基準点に達しない場合は不合格となります。
合格発表日
合格発表は令和3年1月6日(水)午後4時です。受験地に対応した法務局または地方法務局での合格者番号等の掲示、試験を実施する法務省のホームページも公表されます。なお合格基準点は11月19日(木)を予定しています。
なお筆記試験の合格者の方には「筆記試験合格通知書」、認定者の方には「認定通知書」が発送され、前者の合格通知書は口述試験の受験票となります。
(3)口述試験
・試験日 令和3年1月21日(木)
・時間割 口述試験受験表に記載
(4)最終合格発表
最終合格発表は令和3年2月12日(金)の午後4時を予定しています。筆記試験と同様に法務局等での合格者番号の掲示、法務省ホームページの発表がされます。
なお令和二年度筆記試験に合格された方は、その申請により令和二年度土地家屋調査士試験の筆記試験が免除、その後に行われる筆記試験の午前の部が免除となります。
(5)受験地を管轄する法務局・地方法務局
令和元年土地家屋調査士試験の実施要項(法務省ホームページ)で御確認ください。
【重要】平成30年度度から試験日が10月の実施に変更!
令和二年度本試験から、筆記試験および口述試験の試験日が変更になります。筆記試験は10月、口述試験は翌年1月の実施となり、以前の本試験と比較して、それぞれ2か月遅れの実施となります。
この試験日の変更に伴い、各スクールでも対策講座の実施スケジュールに影響があるかもしれません。筆記試験に終了後に確認されるといいでしょう。
【重要】平成30年度以降の土地家屋調査士試験の試験実施時期の変更について
平成30年度以降の土地家屋調査士試験の試験実施時期を,次のとおり変更することを検討していますので,あらかじめお知らせします。
なお,変更の理由は以下の(1)及び(2)のとおりです。筆記試験 10月 第3週目の日曜日(平成30年度は平成30年10月21日)を予定
口述試験 翌年1月 第3週目(平成30年度は平成31年1月)を予定(1)現在の筆記試験の実施時期である8月は,1年のうち台風の接近数や上陸数が最も多いところ(気象庁ホームページを参照),試験実施日に台風が接近又は上陸した場合には交通機関の停止などが生じ,受験者が受ける影響が大きいことから,比較的,台風が少ない時期に筆記試験を実施するため。
(2)測量士若しくは測量士補又は一級建築士若しくは二級建築士となる資格を有する受験者については,当該受験者からの申請により,午前の部筆記試験が免除されますが(土地家屋調査士法第6条第5項第1号),筆記試験を8月に実施する場合は,測量士及び測量士補(以下「測量士等」という。)の合格発表が受験申請書の提出期限後であることから,新たに測量士等の資格を取得した受験者は,受験申請書を法務局へ提出した後,改めて測量士等の資格を証する書面を法務局に提出しなければならず,受験者にとって負担となっていることから,これを解消するため。引用 法務省
(画像はイメージです。)
過去の試験データ(正解・基準点など)
土地家屋調査士試験においては基準点があり、この基準点に達しないと不合格になります。
今年の試験の基準点(合格ライン)が気になる所ですが、試験を実施する法務省ホームページでは、過去数年分の試験データが公開されています。
このページでは、「過去の試験問題」「筆記試験の正解および基準点」「記述式試験の出題の趣旨」「筆記試験 総合得点別員数表」等の各種データが公開されています。このようなデータを基に基準点を予想してみるのもおすすめです。
▲試験の実施要項ほか、各種データが公開されている法務省・土地家屋調査士試験ページ(画像は法務省ホームページのキャプチャ)
おすすめの過去問題集
土地家屋調査士試験の合格を目指すには、他の難関国家資格と同様に過去問の分析が重要です。過去問の焼き直し(同じ論点)が出題されるケースも少なくありません。
この過去問ですが、土地家屋調査士試験を実施する法務省ホームページで過去数年分の問題文および正解(共にPDFファイル)が公開されています。
ただし「公開されている過去問の年度数が年度数が少ないこと」、「正解のみで解説がない点」などの点から、かなりのハイレベル受験生の方は別として、標準的な受験生の方にはおすすめできません。

したがって解説も含めて過去問を検討したい方には、試験対策に特化した東京法経学院やLEC東京リーガルマインド等の大手スクールが制作する過去問題集の使用がおすすめです。ここでおすすめの過去問題集を紹介したいと思います。
東京法経学院
・調査士 年度別過去問解説集(上)(下)
・新版 調査士択一過去問マスターⅠ・Ⅱ
・調査士書式過去問マスター1 <土地編>
・調査士書式過去問マスター2 <建物・区分建物編>
・平成30年度 調査士本試験問題と詳細解説
このほか「調査士書式合格演習ノート」など各種演習書も用意されています。東京法経学院の書籍はこちら

LEC土地家屋調査士講座
・分野別 択一過去問題集
・分野別 土地書式過去問題集
・肢別 択一過去問特訓本
LEC土地家屋調査士講座の書籍はこちら

まとめ
ここまで令和二年度土地家屋調査士・筆記試験の解答速報や無料成績診断サービスについて見てきました。
筆記試験においては解答速報での正解に加え、予想合格ライン(ボーダー)や合格基準点が一番の関心事だと思います。しかしながら試験終了直後には、ネット上を中心として信頼度に疑問ががある情報が出回ることも少なくありません。
筆記試験の合格発表は令和2年1月8日(水)であり、それまで学習に手が付かなく時間を無駄にしてしまうのは本末転倒です。精神的にも良くありません。ぜひ大手スクールを中心に実施されている無料成績診断サービスや各種分析会イベント等を利用して、より精度の高い情報を得るようにしましょう。