最近の行政書士講座では数多くの実力派講師の方がいらっしゃいます。初心者でも無理なく行政書士試験に合格できると評判です。その一方で受験生の中には、このような実力派講師に頼り過ぎて主体的に学習しないで不合格になってしまう方もいます。
実力派講師ができるのは合格へのアシストであって、最終的には自ら学習に取り組まなくてはいけません。学習初期の段階では、講師の方のアドバイスは有益です。しかしある程度学習が進み勉強方法が分かるようになれば、自分一人でどんどん先に進みましょう。
また最近では過去問題集や予想問題集でも解説が詳しい書籍があります。例えばLEC東京リーガルマインド行政書士講座の「出る順シリーズ」です。これらには問題の解答に加え、関連知識が書いてあることがあります。このような関連知識を自分で学習することで、得点力が上がります。
このようにして最終的には自分一人で学習できるようになるのが理想的ですが、直前期にはスクールの利用をおすすめします。たとえば商法・会社法や地方自治法、一般知識などのオプション講座です。
これらの科目は出題範囲が広い割に、出題数が少ない分野ですが、軽視すると一般知識ならば足切り、商法・会社法などでは合格可能性が低くなります。したがってこのようなマイナーであるが、無視できない科目や分野については、試験対策スクールを利用するのがベストです。また模擬試験も同様です。