行政書士試験の受験生の方の中には、本試験で普段なら考えられないケアレスミスをして不合格になってしまう方がいらっしゃいます。中には合格ラインを突破できる実力を持ちながら、残念ながら不合格になるケースも少なくありません。
そのケアレスミスのパターンですが、まず正しい選択肢を選ぶべきところを誤った選択肢を選んでしまうパターン。これはあまり多くはありませんが、少なからず毎年発生するパターンです。
そして最も多いのが個数問題でケアレスミスをしてしまうパターンです。誤った選択肢の個数のところを正しい選択肢の数を数えてしまうものです。
このようなケアレスミスを防ぐ方法として、問題文の下に波線を引くことが効果的です。そして問題文の所に正しい選択肢を選ばせる問題ならば○、誤った選択肢を選ばせる問題ならば×をつける、このような方法でケアレスミスを防ぐことが可能です。ぜひ実践してみましょう。
もちろんこれは普段の試験対策学習や問題演習の際にも気を付けるべき点です。個々の問題の解答からマークする一連の行動をパターン化する、など自分に合った解答方法を定着させましょう。そして実際の模擬試験で身についているか試してみるのです。時間配分や科目別の解答の順番など、いろいろなシミュレーションを通して、ぜひ本試験に望んでください。