秋になるとLECやTAC、伊藤塾など大手スクールで模擬試験が実施されます。全国順位も出るため、行政書士試験の合格を目指す上で利用することが大切です。
(画像はイメージです。)
もっとも中上級レベル受験生の方ならば、早い時期に本試験レベルの問題を解いて実力確認をしておくことをおすすめします。このレベルになると、万遍なく学習するより、弱点分野を発見し当該分野を復習することにより得点力がアップするからです。
「出る順行政書士 直前予想模試」の特長とは?
そんな実力確認におすすめなのが、LEC行政書士講座による「出る順行政書士 直前予想模試」です。これは書籍タイプの模擬試験で、1冊あたり本試験3回分の問題が収録されています。
もちろん他の出版社等からも模擬試験は販売されていますが、本書の特長として、
- LECが判断した問題別の重要度・予想正答率
- 分かりやすい解説・LEC専任講師から学習アドバイスほか、各種データ
などの記載がある点が挙げられます。もちろん今年度本試験の出題予想の参考として利用する方法もあるでしょう。行政書士試験の出題範囲は広範で、このようなメリハリのある学習も大切です。
時間を計測しがなら解くことで、本試験同様の体験を!
この「出る順行政書士 直前予想模試」は各回、切り離しが可能です。したがって本試験の日曜日の午後1時から午後4時まで、図書館などで取り組んでみてはいかがでしょうか。時間配分などの検討もできると思います。「出る順行政書士 直前予想模試」の詳細はこちら
2017年版 出る順行政書士 直前予想模試
本試験と同形式の予想問題を3回分掲載!1回60問の模擬試験を、3回分収録しています。
合格を勝ち取るための「実戦力」を身につけるには、実際に問題を解くことが何よりも重要です。 本書を活用して、自分自身の実力を把握し、2017年度行政書士試験の合格を勝ち取りましょう!引用LEC行政書士講座
http://www.lec-jp.com/gyousei/book/
会場での模擬試験も受験しておきたい
この書籍タイプの模擬試験ですが、デメリットがあります。それは成績が出ないことです。行政書士試験は300点満点中の180点以上が合格ラインとされていますが、実際には法令択一等の難易度により記述式の採点が変わると言われています。
つまり行政書士試験は実質的には、「相対評価で合格が決まる」と言えます。したがって他の受験生との比較が大切です。
これにはスクールの会場で実施される模擬試験を利用するのがおすすめ。もちろん成績を知ることが目的なので自宅受験でも構いません。この会場で実施される模擬試験については、下の記事をご参照ください。
関連動画「合否を分ける記述式、そのポイントとは?」
「合否を分ける記述式! 学習のポイント教えます 横溝慎一郎LEC専任講師」。知識だけだは得点につながりにくい40字記述式。そんな記述式対策を中心にした合格戦略を、LEC横溝慎一郎先生が約37分に亘り解説。
40字記述式対策のおすすめ問題集はこれ!
なお配点の高い記述式については、アガルート行政書士講座の林裕太先生の新作問題集もおすすめです。過去問に加え、新作問題も多く含まれており、本試験の出題傾向の分析から徹底トレーニングまで完成度の高い内容です。