2025年10月5日(日)に実施された令和7年度通関士試験の解答速報です。
スクールにより解答速報の公開の他、講評動画の公開、分析会イベントなどを実施する予定です。合格ライン(合格基準)予想や難易度分析にぜひご利用ください。
LEC通関士講座
LEC東京リーガルマインド通関士講座では、解答速報のほか、分析会の実施、講評動画の公開を予定しています。合格ライン予想の参考に役立てたい所です。
解答速報の公開時間
通関業法・関税法等・通関実務 2025年10月8日(水)公開予定
【動画】【LEC通関士】伊藤道朗講師から本試験前応援メッセージ

2025/10/02
令和7年度第59回通関士試験を受験される皆様へ通関士講座担当 伊藤道朗講師より応援メッセージをお送りします。
皆様の合格をお祈りしております・・━━・・━━・・━━・・━━・・
本試験後イベントのご案内
・・━━・・━━・・━━・・━━・・令和7年度通関士試験の本試験を、詳細に分析します。
■解答速報はこちらから(2025/10/8(水)頃公開予定)
https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/juken/■通関士分析会を2025/10/18(土)15時から
新宿エルタワー本校およびZoom配信します!
ご参加希望の方は下記サイトよりお申し込みください。
https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/juk…■2026合格目標 通関士講座 お申し込みはこちらから
https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/
引用 YouTube
通関士試験分析会の実施も(10月18日土曜日)通関実務のプロ・伊藤道朗先生が徹底分析します
今年の本試験の解説を聞きたい受験生におすすめ。複数の予備校で講義を担当し、20年以上の指導経験を持つプロ講師・伊藤道朗先生
による解説が聞ける「通関士試験分析会」。
LEC新宿エルタワー本校での生講義の他、Zoomによる全国配信も。
第59回 2025年 通関士試験分析会
参加無料・予約不要・Zoom要予約2025年10月5日(日)実施の第59回通関士試験の重要問題の解説を行い、全体の出題傾向を分析致します。
さらに2025年度の本試験の傾向などの受験対策に関してのお話しとともに分析会終了後は、学習方法などのご相談もお受け致します。
合否がわからない方、残念ながら来年にかける方、初めて受験される方等の多数のご参加をお待ちしております。
実施日時 2025年10月18日(土)15:00~16:30
続きはこちら「LEC通関士講座、通関士試験分析会」

収録動画の公開も
本試験分析会の収録動画は、2025年10月18日(土)以降に公開予定。複数の予備校で講義を担当し、20年以上の指導経験を持つプロ講師・伊藤道朗先生
による解説です。

2025年10月18日(土)に実施されるLEC通関士試験分析会の収録動画です。
伊藤道朗先生による講評動画
分析講義の担当は、LEC通関士講座やゼミネット通関士講座など複数のスクールで講義を担当する超ベテラン講師の伊藤道朗先生
。20年間近い実務経験があるから「通関実務の分かりやすさ」も納得。
【動画】指導歴20年以上の伊藤道朗先生が解説「令和7年度 通関士試験 本試験分析会」

2025/10/24 #通関士 #本試験分析 #解答速報
令和7年度通関士試験の本試験を、詳細に分析します。※一部音声に聞き取りづらい部分がございます。
以下に講評を添付しておりますので、合わせてご確認をお願いいたします。
https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/juken/■解答速報はこちらから
https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/juken/■2026合格目標 通関士講座 お申し込みはこちらから
https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/
引用 YouTube

約1時間近いの分析講義と、ボリュームがある受験生も満足の解説です
フォーサイト通関士講座
令和6年度合格率39.01%(全国平均の3.15倍)1という高い合格実績のフォーサイト通関士講座では、「通関業法」「関税法等」「通関実務」の解答速報を公開します(順次公開予定)

解答速報のほか、自己採点に便利な「自己採点機能」も公開します

フォーサイトの講評・合格基準(合格ライン)の予想!関税法の合格ラインは55%か?
フォーサイトでは解答速報の公開に加え、合格ラインの予想を含む「試験講評」も公開を予定しています
全体の難易度分析のほか、「通関業法」「関税法等」「通関実務」の各科目についての分析も掲載されているので、受験された方は参考にされると良いでしょう。
試験講評
10月5日(日)に、「令和7年(第59回)通関士試験」が実施されました。受験された皆さま、お疲れ様でした。今回の試験は、通関士として必須となる法令知識の確実な定着と、複雑な実務事例に対する応用力を厳しく試す内容となりました。近年の傾向通り、単なる暗記ではなく、制度の根拠と適用範囲を深く理解しているかが問われる、実力重視の試験であったと言えます。
I. 総論:実務と法令の「細部の正確性」が鍵
今回の試験で合格の鍵を握ったのは、「通関業法」では過去問実績のある論点を自信をもって正解できたこと、「関税法等」では過去問の知識をもとに未知の問題を正解できるとともに、新作問題となった設問の数値や例外規定の正確な知識が、合否を分ける要素となりました。さらに「通関実務」では正確な品目分類と、加算要素の正確な判断でした。また、合格基準については、難易度から「通関業法」および「通関実務」については満点の60%以上、「関税法等」については満点の55%以上と推測します。
(続きはフォーサイト公式サイト
↓で。なお、予想合格ラインおよび難易度の分析等は、2025年10月7日時点のものです。)
引用「令和7年度 通関士試験の解答速報・試験講評|通信教育のフォーサイト」

▲フォーサイト通関士講座の解答速報ページ(画像は2017年度講評ページから)
ユーキャン
通信教育の大手・ユーキャンでは、試験日当日に解答速報の公開と自動採点サービスを実施していました(令和6年度まで)。令和7年度の実施の有無は不明です。
解答速報の公開時間
・不明
この解答速報の模範解答例はユーキャン独自の見解に基づき作成したものであり、実際の正解とは異なる場合があります。
そのため、あくまでも自己採点の目安としてご覧いただき、最終的な合否の判断はしないでください。
この速報の内容を予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご承知おきください。
引用「ユーキャン」(筆者注、令和6年度のもの)
自動採点サービスも
こちらも令和7年度の実施の有無は不明です
ユーキャンの解答速報では、受験生の方がご自身の解答を入力すると自動で採点される「自動採点サービス」を例年実施しています。この自動採点サービスですが、ユーキャンが作成した模範解答と照合して予想得点が分かる便利なサービスです。
ユーキャンの解答速報の閲覧と自動採点サービスの利用は無料。ユーキャンの受講生の方はもちろんのこと、外部生の方も利用可能です。ユーキャン解答速報はこちら⇒
なお解答速報の公開時間ですが、ユーキャンの解答速報ツイッターで告知がされる予定です。こちらで公開時間を確認されるのも良いでしょう。

▲解答速報の公開と自動採点サービスを実施するユーキャン(画像は公式サイトから)。
マウンハーフジャパン
クレアール通関士講座(2025年10月現在、休講中)などで講義を担当していた実力派講師・片山立志先生による通信スクール・マウンハーフジャパン。
マウンハーフジャパンでは解答速報を公開しますが、例年本試験日より数日後の公開となっています。マウンハーフジャパン・解答速報はこちら

有力講師による試験分析(講師ブログ)
通関士講座の第一線で活躍する有力講師による最新ブログ記事まとめ。なお、講師独自の見解であり、所属するスクールとは関係ありません。講師ブログはこちら

マウンハーフジャパン
片山立志先生(たのまな通関士講座)など実力派講師が在籍するマウンハーフジャパン。令和5,6年度も解答速報を公開しました。マウンハーフジャパンはこちら
令和7年度の公開
解答速報 公開中
総評(試験講評)公開中
片山立志先生による科目別総評
全体総評
今回の試験は全体的に例年と同水準だったと思います。科目別に大きく見てみますと、一科目の通関業法については、例年並みの難易度であったと思われます。二科目目の関税法、関税定率法などについては、難易度が高かったと思われます。また最後の実務科目については例年並みの難易度であったと思われます。特に申告に関する問題については、練習を重ねた受験生の方にとっては、比較的容易に解ける問題であったと思います。また、全ての科目で選択式の問題の難易度は、少し上がったと感じました。反面、択一式は、例年通りと言えましょう。(通関業法など各科目の試験総評は、公式サイトでご確認ください↓)
引用「第59回通関士試験 片山立志先生の総評」

TAC通関士講座
TAC通関士講座では、「通関業法」「関税法等」「通関実務」の解答速報を公開する予定です。また各科目の解説、講評も後日公表します。TAC解答速報はこちら
解答速報等の公開時間(予定)
・解答速報 10月8日(水)(閲覧には専用フォームから申し込みが必要)
・解答・解説 11月10日(月)( 〃 )
・総評と科目別分析 11月10日(月)( 〃 )
・講評 今年度は「本試験解答解説会」を実施。Zoomによるライブ配信

▲ 「通関業法」「関税法等」「通関実務」の各科目の解答速報に加え、詳細な解説や講評も公開する予定のTAC通関士講座(画像は平成30年度解答速報ページから)
本試験解答解説会【ネット配信も】
問題の解説や難易度を知りたい受験生の方におすすめの無料イベントが、2025年10月11日(日)に行われる「本試験解答解説会」です。
問題の正答はもちろんのこと、詳細で分かりやすい解説により、自己採点ベースでの合否をいち早く確認したい受験生の方におすすめです。なお担当講師は、小貫斉先生と星野敦先生を予定しています。
この「本試験解答解説会」はネット同時配信が予定されています。またイベントを収録した動画は、TAC動画サイトおよびYouTubeで視聴が可能です。

ライブはスケジュールが合わないので、収録動画を視聴します
解説動画(講評)
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LECタイムセールはこちら⇒![]()
大手スクールを中心に第59回通関士試験の難易度や出題傾向などを分析する動画を公開する予定です。受験生の方が間違いやすい問題や、反対に正解すべき問題など、受験生の方それぞれ目的を持って視聴されると良いでしょう。
【動画】TAC通関士講座「令和7年 通関士本試験講評会」(2025/10/05 に公開予定)

2025/10/05 に公開予定 #解答速報 #通関士 #本試験
令和7年度(2025年度)試験の所感をお話しします!
試験当日10/5(日)19:00より本試験講評を開催いたします。
講師が令和7年度(2025年度)本試験の所感をお話しします。本試験を総括できるイベントですのでぜひご参加ください。講評会後の質疑応答コーナーで講師に疑問点も解消できます。
担当はTACの小貫 斉 講師、星野 敦 講師です。
皆様、お気軽にご参加ください!
<タイムスケジュール 予定>
■全体の所感
■通関業法
■関税法等
■通関実務
■最後に講師からひと言
引用 YouTube

▲第59回通関士試験の本試験解答解説会を無料配信するTAC通関士講座・動画ページ(画像はTACサイトから)。なお視聴後のアンケートに答えると、TACの入会金免除券(1万円相当)プレゼントも。
日本関税協会
日本関税協会による解答速報です。例年試験日から数日後に公開されることが多いです。「通関業法関係」「関税法等」「通関書類の作成要領」の3科目の問題と解答解説を公開。日本関税協会はこちら
通関士試験問題と解答・解説コンテンツの利用にあたっては次の点にご注意いただきご利用ください。
「通関業法」及び「関税法、関税定率法、その他関税に関する法律及び外国為替及び 外国貿易法(第6章にかかる部分に限る。)」の記述式等については、一解答例です。
Webに掲載する都合上、実際の本試験問題とは一部レイアウトが異なります。
解説にわたる部分は、すべて公益財団法人日本関税協会が作成しています。引用 日本関税協会

▲解答速報のほか、通関士試験に関連する情報が満載の日本関税協会ホームページ(画像は日本関税協会の第49回解答速報ページから)
試験ガイド
第59回通関士試験の実施スケジュール(試験日・科目と合格発表日)
試験日と科目スケジュール
・試験日 2025年10月5日(日)
・通関業法 9:30~10:20
・関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(同法第6章に係る部分に限る。) 11:00~12:40
・通関書類の作成要領その他通関手続の実務 13:50~15:30
合格発表日と合格証書の発送
合格発表は令和7年11月11日(火)(予定)に税関ホームページに全国の合格者の受験番号を掲載。
また令和7年11月28日(金)(予定)に官報に合格者の氏名及び受験番号を公告。そして合格者には同日以降に通関士試験合格証書が郵送されます。
合格ライン(合格基準)
合格基準は例年満点の60%でしたが、第49回試験では50%の科目(通関実務)、55%(通関業法・関税法等)と合格ラインが変動するケースがあります。なお過去の合格基準は以下の通りです。
第47回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関書類の作成要領その他通関手続の実務 満点の60%以上
(合格率は11.7%)
第48回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関書類の作成要領その他通関手続の実務 満点の60%以上
(合格率は13.2%)
第49回試験の合格ライン
通関業法 満点の55%以上
関税法等 満点の55%以上
通関実務 満点の50%以上
(合格率は10.1%)
第50回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の55%以上
(合格率は9.8%)
第51回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の60%以上
(合格率は21.3%)
第52回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の50%以上
(合格率は14.6%)
第53回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の60%以上
(合格率は13.7%)
第54回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の60%以上
(合格率は16.9%)
第55回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の60%以上
(合格率は15.8%)
第56回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の60%以上
(合格率は19.1%)
第57回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の60%以上
(合格率は24.2%)
第58回試験の合格ライン
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関実務 満点の60%以上
(合格率は12.4%)
過去本試験の合格者数と合格率
順に「実施年」「合格者数」「合格率」となっています。高い合格率となった2008年は別として、10%前後の合格率で推移しているのが分かります。
| 実施年度 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2006年 | 725名 | 7% |
| 2007年 | 820名 | 7.7% |
| 2008年 | 1,847名 | 17.8% |
| 2009年 | 807名 | 7.8% |
| 2010年 | 929名 | 9.8% |
| 2011年 | 901名 | 9.9% |
| 2012年 | 769名 | 8.6% |
| 2013年 | 1,021名 | 11.7% |
| 2014年 | 1,013名 | 13.2% |
| 2015年 | 764名 | 10.1% |
| 2016年 | 688名 | 9.8% |
| 2017年 | 1,392名 | 21.3% |
| 2018年 | 905名 | 14.6% |
| 2019年 | 878名 | 13.7% |
| 2020年 | 1,140名 | 16.9% |
| 2021年 | 1,097名 | 15.8% |
| 2022年 | 1,212名 | 19.1% |
| 2023年 | 1,534名 | 24.2% |
| 2024年 | 759名 | 12.4% |
LEC「通関士の仕事・将来性」
試験が終了し合格ラインを越えそうな受験生の方の中には、通関士の資格を活用したいと考える方もいらっしゃるでしょう。そんな受験生の方におすすめのコンテンツが、LEC通関士講座の「通関士の仕事・将来性」です。
通関士試験の合格後と言えば「税関」が最初に頭に浮かびますが、実際には「商社」「デパート」「製造メーカー」など、活躍の場は多岐にわたります。これから通関士試験の合格を目指す受験生の方にもおすすめです。LEC「通関士の仕事・将来性」はこちら![]()

▲ 合格後のイメージが分かるかも。LEC通関士講座の「通関士の仕事・将来性」(画像はLECサイトから)
【動画】LEC通関士講座「映像で分かる通関士の仕事」

まとめ
ここまで第59回通関士試験の解答速報や講評動画等について見てきました。試験終了後はネット上でも試験関連の情報が出回りますが、中には信頼度の低い情報も少なくありません。
ぜひTACやLEC、フォーサイト、ユーキャン、クレアールなどの大手スクールの情報をフル活用して、今回の試験の検討に役立ててください。
- フォーサイト集計の受講生アンケートに基づくデータによる ↩︎

