ここ数年の行政書士試験の特徴として、問題文が長くなっている点が指摘できます。したがって本を読むのが遅い受験生の方にとっては、試験内容の学習と共に、問題文を早く読むトレーニングもしておくと安心です。
それには「速読術」のマスターがおすすめです。速読は「術」であり、誰でもトレーニング次第でマスターすることができるテクニックです。生来の能力ではないのですね。訓練すれば誰でも身に着けることが可能なのです。この速読術をマスターすることで、行政書士試験対策はもちろんのこと、毎日の生活や仕事にも役立つでしょう。
その速読のテクニックを習得するにはどうしたらいいのでしょうか。街中には速読教室があり、時間的にも経済的にも余裕があれば利用してみるのも良いでしょう。もっとも一般的な速読教室で行うのは以下のトレーニングが主です。
(1) 文章を早く読むための眼球運動トレーニング
(2) 脳の処理能力を上げるため、パズル等で頭のトレーニング
(3) 実際の文章を用いてのトレーニング
この3つのトレーニングを行い、トレーナーの方が指導を行うのが速読教室です。したがって自分管理が出来る方ならば、この3つがセットになったゲームソフトでも十分です。また楽天市場等でも探してみれば廉価で販売されているかもしれません。実際に速読のトレーニングをしてみるとお分かり頂けると思いますが、速読の技術は意外と簡単に身につけることができます。ぜひ速読で行政書士試験の合格に役立ててください。
そして速読のテクニックが付いたら、実力養成を図りましょう。LEC行政書士講座ならば文章理解対策などオプション講座があります。文章理解は行政書士試験の中でも文章量が多い分野です。速読テクニックと解法をマスターすることで、得点力アップを目指しましょう。